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教えているつもりが教わっているもの
育てているつもりが育てられているもの
助けているつもりが助けられているもの
僕らはいつもお互い様で
恩返しなんてものがあるのなら
返したいと思った時にはもう返せているもの
僕らは皆お互い様だから
自分がいて申し訳ないなんて思わなくてもいいんだよ
ある映画で
人生は物語のように末永く幸せにじゃなく
人生とは末永く複雑
というようなセリフがあった
心も状況も突然変わってしまう
時代の中で生きているから
きっと僕らは皆
末永く複雑だと
僕もそう思うんだよ
誰かを助けたいと思う気持ちを
エゴだと誰かが言う
それもまた本当で
それはそれでいいと思う
自分が幸せになるために
人の幸せを願うこと
そんなエゴなら
素晴らしいじゃないかと
在っていいじゃないかと
僕は思うんだ
この夜が明けることをどれくらいの人が願っただろう
また再会できることをどれくらいの人が祈っただろう
神様はちゃんと夜が明けるように地球を回してるって
乗り越えられない試練はないって
泣きながら言ってる人がいた
僕だってそう信じてる
今はただ祈ろう
心は目に見えないから
隠してしまうとなかなか気付かれることはない
自分で上手に隠しているのに
僕らはいつも気付いてほしいと泣いている
一人ぼっちで泣いている
本当はみんな同じで
その涙の跡に気付く術をもっているから
一緒に孤独を分け合って
僕らは共に生きている
僕の体がだんだん歳をとるように
僕の中の喜怒哀楽も
歳をとる
それはとても良いことだと僕は思う
初めは曖昧だったり激しかったそれらは
歳を重ねるごとに少しづつ形を変え
丸くなり深みを増していく
だからこそ初めの尖ったそれの意味や良さを
わかるようになるから
それを伝えることができるから
優しさを感じるのは悲しみを知っているから
楽しさを感じるのは辛さを知っているから
生きていると感じるのは死を意識したことがあるから
感謝できるのは終わりを感じたことがあるから
僕らの好きになれなかった過去も
時に人生に意味をくれるもんだから
命は捨てたもんじゃないと思えるんだよ
やっぱり人は人によって変わるんだ
良くも悪くも僕らは吸収していて
出会って変わって
別れて変わる
いろんな人がいて
いろんな心があって
出会えば出会うほど驚かされる
あと何回出会えるだろう
あと何回別れるだろう
旅の途中
ふと思う
人は本来いきいきと生きるものなんだと思う
だけど否定され続けると
そのいきいきはだんだんいなくなっていく
そうならない為に一番大切な事は
傍にいる人のささいな言葉
いきいきは褒められると成長するから
どうかみんなが否定し合う事なく
褒め合いながら
いきいきと生きていけますように
未来は僕らが想像も出来ないくらいに変わっていく
最高の未来を思い描いても
最悪な未来に怯えても
それらとは全く違う未来も無限に用意されているから
今をここで止めてしまうのは
もったいないような気がするんだよ
想像も出来なかった可能性が次々やってきて
それが僕らの夢にもなりえるんだから