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前から気になってるんだけど『バチカンB絵文書』pp.85-86の宝箱から宝石を取り出してるらしきオポッサムのような動物は何なんだろう?後ろにはそれぞれ黒と赤のテスカトリポカがいる。赤の方はふんどしから推して赤のテスカトリポカとしてのシペ・トテクか。
ケツァルコアトルのエエカウィクトリ(風の掘り棒)ってどういうアイテムなんだろう?アトラトル(投槍器)とは違うのか?アトラトルといえば稲妻を発射するテスカトリポカ格好いい。もっとアステカの神々にアトラトル持たせて欲しい、接近戦が描けないからマクアウィトルを持たせたがる気持ちは分かるが。
ところで『マリアベッキアーノ絵文書』ではehecacozcatlが描かれたマントをテスカトリポカの、anahuatl(真珠貝製の輪に赤い革紐を結んだもの)が描かれたマントを羽毛の蛇のだとしてるけど、逆じゃないんだろうか?テスカトリポカがehecacozcatlを着けることもまれにあるとはいえ(先のツイートを参照)。
ケツァルコアトルの胸飾りなどとして用いられるほら貝を輪切りにした装飾品ehecacozcatlは「風の宝石」と訳されることが多いけど、そのせいで貝殻ではなく鉱物だと思われる場合があるみたいだ。Cozcatlは宝石だけでなく装飾品とか首飾りとも訳せるが、神話解説書だと大抵はそこまで細かく説明しない。
@nosukuk 見てみたいです!意外とテスカトリポカよりもケツァルコアトルの方がジャガーの毛皮を多く身に着けてることがあるんですよね。
『フィレンツェ』のコヨトリナワルの記述から推すに、コヨトリナワルの化身はコヨーテの毛皮を着てコヨーテの頭の被り物から人間の顔が見えていたということなので、こんな感じだったと思う。添付図は『テレリアーノ=レメンシス絵文書』for.23r、羽毛コヨーテ(?)の姿をとるテスカトリポカ。
@nosukuk そうです!背負ってるのはケツァールの羽根を入れた壷quetzalcomitlだと思います。『ボルジア絵文書』は緑や青が変色してるので分かりづらいですが。
羽毛細工師の守護神といえばマクイルトチトリは快楽の神々アウィアテテオの一員でもあるけどマクイルオセロトルはそうではないとかも気になる。他にも色々あるけど、マイナーな神々は情報が少なくて調べづらい…いや、メジャーな神々にも苦労してるけど。
追い剥ぎも挙げられていることや、『フェイェルヴァリー・メイヤー絵文書』や『ボルジア絵文書』などにテスカトリポカが人間の前腕を持っている絵があることなどが関連してるだろうか?っていうか出典が明記されてないと困る、"una de las versiones"とか!