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雑。霊的存在に ism をつける用法として19世紀の文献で fairyism , goblinism, elfism, dragonism, spiritism を確認。このうち spiritism は20世紀でもちょくちょく見かけます。banshism といった表記もさらに探せばあるやもしれません。絵はカーディナルフラワーの精。フェアリズムなり、と。
#楽器の日 にちなんで魔法がらみの楽器紹介。
「ハメルンの笛吹き」の笛。実は形が決まっておらず、チャルメラ説あり、バグパイプ説あり。いずれにせよ広域チャーム系ですからかなりの音量が必要でしょう。絵はグリーナウェイとスチュアート・ウォーカー。
雑。波打ち際で海の神様「シャニー」をおちょくる遊びをフィオナ・マクラウドが報告しておりました。「わたしの足をつかめるものか、つかめたなら海の底までつきあってやる」。危険ですからやめたほうがいいのですが、彼我の境界である波打ち際は自発的生贄の舞台なり、と。絵はライト・エンライト。
雑。動物も夢を見るという点では異論はないのですが、なんの夢を見るのかはわかりません。19世紀の犬猫物語では、老犬が子犬時代や楽しかったことの夢を見る場面がよく描かれます。じっと見ていると、なんだか泣けてくるのであります。
昨日6月2日が #薔薇の日 とのこと。19世紀のフラワーブックをベースとする当館の花暦では6月はすべて薔薇、みーんな薔薇であります。薔薇は魔術結社の象徴でもあり、多様なイメージに包まれております。詳しくはこちらを。
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イングラムの『願いをかなえる妖精』さんは他にも象の鼻を長くしたり、シマウマにシマ模様を与えたりします。狙いは進化論的啓蒙なんでしょうが、どこかズレてる感じがよいです。毛虫は自分に嫌気がさすとサナギになりチョウになるというお話が印象的でありました。
雑。ライム系連想による装備という妙な領域がありまして。a cat with a hat, kittens with mittens 猫かかぶる帽子、子猫がしている手袋は他の装備とは一線を画するわけです。帽子をかぶる猫に遭ったなら、とりあえず丁寧に対応するほうが賢明でしょう。実力者です。
雑。「クローバーの三つ葉はパパとママとあたし。四つ葉はそこに弟か妹が増える」とケイト・ブラウンが歌っております。ハッピー・ファミリーの象徴とされておるわけです。この伝承はエルソン読本(1925)に収録されたため、ある意味オフィシャルな迷信の類であります。
ナーサリーマジック。可愛がられた人形に魂が宿るのは万国共通の発想。そして新たな人形の到来を感知し、家出を企むのはトイストーリーの定番。エルソン読本(1925)の人形メアリー・ジェインと犬のぬいぐるみトニーは雪の日に窓から飛び出します。切ないのであります。絵はブランシュ・マジオリ。
#ドラゴンの日
私事。今年は元旦からひたすら掃除と断捨離を行なってきたわけですが、その際のお供がこの作品、高野裕也『魔物たちは片付けられない』。「お掃除は魔法」というキャッチフレーズにやられました。