TOMITA_Akioさんのイラストまとめ

ところが、弥生時代になると様子が違ってくるという。「弥生時代ではイヌは埋葬されず、骨格がすべてバラバラになった状態で出土する」。「大陸から渡来人によって水田農耕が伝わると、それに伴ってブタとイヌを食べる習慣も伝わった」という（西本豊弘「イヌと日本人」）。

ソークラテースは平民だったが、彼が愛した愛童（παιδικά ）アルキビアデースは貴族の出であった。したがって、彼らが共寝するとき、ソークラテースの襤褸外套τρίβων の上にアルキビアデースのἱμάτιον をおっ被せて横寝したという（Smp.219b）。

このケンタウロスの誕生について諸説ある中の１つが、ヘーラー（にかたどられた雲）とイクシーオーンとの媾合である。またディオメーデースの人喰い馬はヘーラーに捧げられた（が、オリュムポスの野獣に食い殺された）という伝承もある。ヘーラーの添え名は「牛の眼をもつ」。

左図の牛頭魚身の合成獣は、ポセイドーンのアトリビュートである三叉槍を持っている。ところがレヴィはこれを「ティフォーン」と呼ぶ。ヴィルトは向かって右のヘルマヌービスを大犬座に、左側を「山羊座」（エア神の化身であるスクル・マシュ）に対応させようとする（右図）。

その一方で、ポセイドーンは牛との関係も深い。クレータ王ミノースの求めに応じて海底より牡牛を贈り、約束を違えた相手に怒って、ミノースの妃パーシパエーをして牡牛に欲情せしめてミーノータウロスを生ましめたのもポセイドーンであった。

しかし、彼の添え名「大地を揺すぶる者」Ἐνοσίχθων、「大地の所有者」Γαιάοχος は彼が大地と関係深いこをを示している。ここから大地女神デーメーテールとの馬形での媾合神話も生じたと考えられる。ポセイドーンの戦車を牽くのがἱπποκάμπος と呼ばれるものであることは既述。

エジプトにおいて、死者の霊魂の要素のうちカアは鳥で表されることは既述した。ハルピュイアも西風ゼピュロスと交わってクサントスとバリオス（いずれもアキレウスの神馬）、ハルパゴスとプロゲオス（ディオスクーロイの神馬）の母となっていることが注目される。
馬と鳥？

注目されるのは、日本列島には、
①「虎・豹」というようなヒト科を喰うような肉食動物がいないこと。肉食動物を喰ってよいかどうかというような問題は考えなくてすんだ。（ヒトを喰うのは狼ぐらいか？狼はオオカミ=大神として崇拝されたが、20世紀初頭に絶滅したとされる）。

③レヴィ17章10-14「おまえたちのうちだれも血を食べてはならない……それを食べる者はみな、完全に絶たれる」。
清くない動物が清くないのは、血を食べる、すなわち肉食動物だからと考えてよい。
「人類の祖先は肉食獣から獲物を奪っていたか」
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「媾合」による生殖=両性生殖が常識になった後からは、「両性具有」は異なる原理の合一という新たな哲学的意味を担って表象され続けたが、その推移の変化、内的相違に無頓着であってはなるまい。
図は錬金術における両性具有。錬金術はすべてそれに始まり、それに終わる。