TOMITA_Akioさんのイラストまとめ

ここで生娘と云われているのがἘρινύς（複数Ἐρινύες）。彼女らは特に近親殺しに反応する。オレステースは母親クリュタイムネーストラーを（理由はどうであれ）殺したために、彼女らに責め苛まれたあげく、アテーナイのアレイオス・パゴスで裁判を受けることになるのである。

要は、「生理は病気の一種だから……」という「心やさしき女性差別者」を輩出したけれど、月経不浄観は揺るがなかったということだ。だからといって「運動」の失敗だったとは思わないけれど。とはいえ、今もって生理中はお宮参りはいけないのかという相談が跡を絶たないとはネ。

「ケガレ」は食べ物といっしょで（というのはわたしの考えだが）食べることで消化され、栄養が細胞の隅々まで行きわたる。生者と死者とを分かつのは「食べモノ」─何を食べるか？である。
メソポタミア神話の「暗黒の家」では「埃が……ご馳走、粘〔土〕が……食物」である。

卜部 入道（Ｘ誡）さんから、蒟蒻と「黒ぼこ（岡山弁）の相性はとても良い」ことを教えられた。現在、日本ではコンニャクの約97%は北関東で生産されているという（Wiki)。そこはまた縄文遺跡の集中しているところでもある。なぜか？

②馬のセリノン(Smyrnium olusatrum)③山のセリノン(Petroselinoum sativum)である。これの栽培種がApium garveolensで、「ギリシア人やローマ人のところでは冥府の神々に捧げられた」（大槻真一郎『プリニウス博物誌』植物薬剤篇I-44訳註(1)）。

「イストミア祭とかネメア祭という大祭で優勝者が戴くのはパセリである！」
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典拠を確認するのに手間取ってしまった。整理すると、栽培種のパセリ(Petroselinum sativum)の元=野生種に3種あり、①沼のセリノン(Apium gravelens)オランダミツバ)

「昼／昼光」と「夜／暗闇」、「太陽」と「月」の対比から基本的な色はそろう。しかもこれらは一対のものであって順序が入れ替わることはない。考えてみれば不思議だ。この不思議に原始人が気づかぬはずはない。日ないし夜を数えることを始めたとしても不思議はない。

いずれにしても、常識的には「撚る」→「紡ぐ」→「織る」と発展したであろう。植物繊維の衣で知られるエジプトだが、「どうも、先王時代と王朝時代初期という早い頃に、気候と宗教〔!!!〕の理由で亜麻布が羊毛にとってかわったように思える」（フォーブス）。

②約１時間後に左右対称の彩色幾何学模様、つまり要素性幻視が出現する。このとき意図的に物事を考えると強烈な吐き気に襲われ、無念無想の状態であれば素晴らしい幻像が現れる。
③「幻像」とそれを知覚する「自分」との境界が消失する。
図のような感じであろうか……？