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②水仙ναρκίσσος(各種)、希臘の俗信では、エウメニデスのごわごわした髪にはこの花の花輪が巻かれていたという。またそれは運命の三女神の額を飾る花であり、死者は冥界の神々の前に進み出るときその花の花冠を持って行くという(スキナー『花の神話と伝説』)。
水瓶から流れ出る「生命の水」の流れの中に泳ぐのが「南の魚」(希臘語ではὁ μέγας Ἰχθύς(「大魚」の意)。これと「魚座」(希臘語で Ἰχθύοιは「魚」の複数形〕との関係は、母とその子孫で、母とは「シリアの女神(Dea Syria)」で、希臘神話を逸脱するすることになるが……
それでは、牡羊座の支配星は火星だから、「火羊宮」と云ってもよさそうなのに、そうはならなかった理由は何か?
①何よりも、火星は凶星と見なされていたことが、理由としては大きかったように思う。
「白羊」も、もとからあった言葉で、占星術用語ではない。
「一角仙人」のような、およそ日本的とは思えない話が謡曲に伝承されていることを面妖に想っていたが、鹿の枝角に対する崇拝が縄文期からあったとすると、これこそ日本的なのかもしれない。
インドのエーカシュリンガ伝説が西にいってユニコーン伝説となったことは既にふれた。
大日本国語辞典は「櫛」の語源として7説を挙げる。
①上代の櫛の歯は長く、髪に挿すものであるところから、クシ(串)と通じる語か。
②クシ(髪)をけずるものであることから。
③頭に挿すものであることから、カシラ(頭)の略伝。
④トクシ(解)の上略。
図はルノワール。
先に挙げた図で、バシリスクに立ち向かっているのは鼬だという。身につけているのはヘンルーダ(Ruta graveolens)という植物(右図)である。これは古来(希臘語ではπήγανον)薬草ないし霊草として有名。希臘のヘンルーダについては
https://t.co/imEiJDGuyk
にまとめておいた。
迷うこともなく林檎と訳される希臘語μῆλονであるが、林檎と考えにくいことは既述した。LGJによれば可能性は次の4つ。
Pyrus acerba(左上図)
Prunus armeniaca(アンズ)右上図。
Cityus medica(シトロン)左下図。
Prunus persica(桃)右下図。
いずれも花は五弁である。
西洋で「鈴」といえば、すぐに思いつくのは、やはり、道化帽の先に付けられたものであろう。これは「mement mori」さんが中世絵画を集めてくれている。
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が、これにもやはり「鐘」形と「鈴」形とがあるように思えるのだが……。
ここからゴヤ「我が子を食らうサトゥルヌス」(1819-1823年)に至る道は、ある意味で必然といえる。日本では「1970年代に……刊行された怪奇系児童書に属する複数の書籍では「食人鬼」あるいは「食人鬼ゴール」という名前で紹介されている」という(Wiki)。
「神は細部にやどりたまう」。ペルセポネーが食べた石榴の種は何粒だったのか。信用に足るホメーロス讃歌はその数を挙げていないが、希臘神話をセンチメンタル化したオウィディウスは7粒とした(V-537)。1年を三分するなら3粒は理解できる。しかし4粒の根拠とは?