TOMITA_Akioさんのイラストまとめ

「台風」が海洋性熱帯低気圧なら、この地域で発生する大陸性熱帯低気圧が地中海に彷徨い出たのがいわゆる「テュポーンの風」Τυφωνικὸς ἄνεμοςで、伝道旅行中のパウロがクレタ島付近で遭遇したもの（使徒行伝27章13以下）であった。

処女宮が土性なのは（手に麦の穂を持つが故に）土性とわかるにしても、宝瓶宮は水性ではなくて空気性の宮である……。このように、獣帯12宮と４元素とは直感的に割り振ることはできない。西風は火性、南風は空気性とアラートスが言うのはなぜなのか？

グラウニコス河の戦い（前334年）
イッソスの戦い（前333年）
ガウガメラの戦い（前331年）
この３つの戦闘でアケメネス朝ペルシアは滅んだ（ダレイオス３世は太守ベッソスによって謀殺されたのであって、戦死したのでもアレクサンドロスに殺されたのでもないが）。

この芍薬παιωνία （普通には γλυκυσίδη）と呼ばれた薬草は、他の「惑星の植物」とは別格であった。さればこそ、採取者は７日間（惑星の数！）そこに通いつめ、８日目に、厳重な手順と作法と呪文とによって採取しなければならなかった。
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そもそも生活者（特に農耕者）にとって、自然と同期しないような暦に意味はない。閏の補正の仕方は１つは、ナイロメーターに依る方法が考えられる。もう１つは、王の即位の年を紀年とし、「王の何年目の何シーズンの第何か月の何日目」とする方法が考えられる。

しかし、デーモクリトスに秘伝を授けたという「オスタネース」とはマゴス僧の最高位にあった者である。それがどうしてエジプトの神殿の最奧にいたのか？──それこそが、アケメネス朝ペルシアの植民地となったエジプトの現実であったといえる。

③2,11,1「そこでケートスに命じて、ヨナを陸に吐き出させたもうた」
〔スミマセン！重複を見過ごしてました。ヨナ書は以上の3箇所でした〕。

父神ウーラノスを去勢した鎌剣ハルペーが、草刈り用の大鎌に変容し、それが死神とクロノス／サートゥルヌスとの共有するところとなり、さらに北ヨーロッパの騎馬戦士趣味が、騎兵の旗印に変容していった、とまとめることができよう。

「実際はこれは銀ないし月の状態にすぎず、この後なお太陽の状態にまで高められなくてはならないのである」。
「アルベドはいわば夜明け前の薄明であって、ルベドに至ってはじめて日の出となる」（『心理学と錬金術』）。

しかし、それは最終過程ではない。白化（純白）はいまだ観念でしかなく、再生した幼子メルクリウスは、なおも繰り返し精錬されなければならないのである。これが、おそらくは、「太陽」札の馬がなお灰色である本当の理由であろう。