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⑦それから心臓を自らの手足から滴る血で洗い、小さな煌めく炎で満たし、花々を散らし、その中で安らかな眠りにつく。他方、心臓の外側では大風が猛威を振るい、稲妻が走っている。
⑧イエスは心臓の中に受難具を置く。
月の第10日、ノーエ〔ノア〕が生まれた。この日は万事に、つまり、耕すこと、植えること、結婚すること、畑を世話し、子どもらを学びに預けることに美しく且つ善い。逃げた者は見つかるだろう。しかし病む者は命終する。
月の第1日、アダムが造形された。この日は、万事に美しい、つまり、買うこと、売ること、旅をすること、契約を結ぶことに。逃げた者は短期間に見つかるだろう。病みはじめた者は健康になる。紛失物は見つかるだろう。
アルテミアスἌρτεμις は女性の名前としても人気があったが、中でもハリカルナッソスの女僭主アルテミシアーは、同郷のヘーロドトスの筆によってその女傑ぶりが今に伝えられている(第8巻)。しかもその名はヨモギの学名として今に伝えられている。
図はArtemisia vulgaris。
「メデイアは、バッコスの信女さながらに髪を振り乱して、燃え立つ祭壇の周りをめぐる。幾つにも先の別れた松明を、血で黒い溝に浸して、血染めのその松明に、2つの祭壇の火をつける。老人の体を、炎で三度、水で三度、そして硫黄で三度きよめる」。
画:Corrado Giaquinto
これを引き抜かせた犬は死ぬ が、根には病気を惹き起こす悪霊を防ぐ力あり、と(ヨセフス『ユダヤ戦記』VII-180-185)。
この植物がマンドラゴラであることをウィリアムス・スミス『聖書植物大事典』は周到に例証する。
古代の医術は、当然ながら、薬草学が重きをなす。薬草は花、茎、葉、根……各部位によって効能が異なり、当然ながら(星回りを見るまでもなく)、その採取時期が重要になってくる。ここに、占星術の関連が出てくる。いわゆる占星医学ἰατρομαθηματικάである。
Archemical Tarotを標榜するタロット・カード。#11「力」札。
右上は沸騰、左下は硫酸の記号と考えられる。
錬金術に限定されることによって、表象内容がどうしても浅薄になる印象は拭えない。