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よーたさんのイラストまとめ


東京都出身。コピーライターとして10年と3ヵ月間、広告代理店に勤務。現在は執筆活動をしながら区立図書館で司書をしています。 2004年に出版デビューしました。

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村田沙耶香さん著『丸の内魔法少女ミラクリーナ』読了。表題作含む4つからなる短篇集。クレイジー沙耶香炸裂でどの作品も期待通りの面白さだった。性描写はいつものアレだけれど自分の苦手な食人やら人肉やらは一切登場せず。なもんだり、まみまぬんでらったり……(//∇//) *32

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王谷晶さん著『完璧じゃない、あたしたち』読了。23作からなる短篇集。女性と女性の物語。冒頭でギャル語が多用されていて一度は本を閉じかけたけれどそれがすべてではなくて。ジャンルも女性同士の関係性も文体もいろいろで愉しかった。下ネタ系がとくに気に入り(//∇//) *29

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木内昇さん著『占』読了。7つからなる連作短篇集。占いにまつわるお話で時代背景は大正末期らしい。少し古風な文体だったが読みづらいということはなくて女性の心理がとても丁寧に描かれていた。6つめの『鷺行町の朝生屋』がホラーがかっていていちばんの気に入り(*^^)v *22

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彩瀬まるさん著『さいはての家』読了。5つからなる連作短篇集。老人ホームの隣にある庭つきの古い借家が舞台となりそこに様々なものから逃げてきた人たちが代わる代わる住んで……。『ままごと』と『かざあな』が印象深い。爬虫類は大好きだけれど蛇だけは無理だな~(>_<) *20

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森沢明夫さん著『ぷくぷく』読了。金魚のユキちゃんと飼い主のイズミ各々の目線で語られる心温まるお話。びっくりするような事件も事故も起きないけれど退屈することはなく何処までも優しくて癒される。「心は傷つかない。ただ、磨かれるだけ」の台詞が印象深い( ˊᵕˋ* ) *5

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小野寺史宜さん著『まち』読了。引っ越し屋でバイトをする23歳の青年の成長物語。早くに両親を亡くし祖父に育てられた瞬一は高校卒業後に単身上京して……。自分の住まいの隣区が舞台となっているため親しみがわいた。瞬一の優しさと強さに好感がもて読後感は爽やか(*^^)v *117

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小川糸さん著『ライオンのおやつ』読了。33歳という若さで余命宣告された女性が終の住処に選んだのは海の見えるホスピス。ここでは毎週日曜日にゲストのリクエストした人生最期のおやつが振る舞われる。悲しいだけではない優しさと温もりの感じられるお話だった( ˊᵕˋ* ) *115

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千早茜さん著『さんかく』読了。女と男と女のゆるい三角関係を描いたお話。三角の塩むすびの「三角」の意味も含んでいるのかも。女①→男→女②の順に語り手が変わり全18話に各々テーマにした料理が登場。ほろ苦い関係だが料理がどれも美味しそうでほっこりした( ˊᵕˋ* ) *109

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白井智之さん著『そして誰も死ななかった』読了。5人全員が死んでからはじまる物語…クリスティの名作『そして誰もいなくなった』のオマージュと匂わせておいてまったく異なるミステリ。それにしても発想がぶっ飛んでいて。あまりのエグさに悪い夢を見そうで怖い(>_<) *108

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福田和代さん著『キボウのミライ』読了。シリーズ2作目。主人公のしのぶとスモモのコンビが相変わらずいい。IT探偵だけあってPC用語が多用されそちら関係に疎い自分にはちんぷんかんぷんだがそれを差し引いても面白かった。バイトの透くんの手料理を食べてみたい( ˊᵕˋ* ) *104

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