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よーたさんのイラストまとめ


東京都出身。コピーライターとして10年と3ヵ月間、広告代理店に勤務。現在は執筆活動をしながら区立図書館で司書をしています。 2004年に出版デビューしました。

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木内昇さん著『占』読了。7つからなる連作短篇集。占いにまつわるお話で時代背景は大正末期らしい。少し古風な文体だったが読みづらいということはなくて女性の心理がとても丁寧に描かれていた。6つめの『鷺行町の朝生屋』がホラーがかっていていちばんの気に入り(*^^)v *22

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森沢明夫さん著『ぷくぷく』読了。金魚のユキちゃんと飼い主のイズミ各々の目線で語られる心温まるお話。びっくりするような事件も事故も起きないけれど退屈することはなく何処までも優しくて癒される。「心は傷つかない。ただ、磨かれるだけ」の台詞が印象深い( ˊᵕˋ* ) *5

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小野寺史宜さん著『まち』読了。引っ越し屋でバイトをする23歳の青年の成長物語。早くに両親を亡くし祖父に育てられた瞬一は高校卒業後に単身上京して……。自分の住まいの隣区が舞台となっているため親しみがわいた。瞬一の優しさと強さに好感がもて読後感は爽やか(*^^)v *117

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小川糸さん著『ライオンのおやつ』読了。33歳という若さで余命宣告された女性が終の住処に選んだのは海の見えるホスピス。ここでは毎週日曜日にゲストのリクエストした人生最期のおやつが振る舞われる。悲しいだけではない優しさと温もりの感じられるお話だった( ˊᵕˋ* ) *115

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白井智之さん著『そして誰も死ななかった』読了。5人全員が死んでからはじまる物語…クリスティの名作『そして誰もいなくなった』のオマージュと匂わせておいてまったく異なるミステリ。それにしても発想がぶっ飛んでいて。あまりのエグさに悪い夢を見そうで怖い(>_<) *108

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福田和代さん著『キボウのミライ』読了。シリーズ2作目。主人公のしのぶとスモモのコンビが相変わらずいい。IT探偵だけあってPC用語が多用されそちら関係に疎い自分にはちんぷんかんぷんだがそれを差し引いても面白かった。バイトの透くんの手料理を食べてみたい( ˊᵕˋ* ) *104

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遠田潤子さん著『廃墟の白墨』読了。白いチョークで絵を描くのが好きな幼女は白墨と呼ばれていた。ある事件により母を失った白墨は同じビルで暮らす住人らによって育てられるのだが……。長い年月が経って明らかになった事件の真相と白墨の人生があまりにも切なすぎる(T^T) *98

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澤村伊智さん著『ししりばの家』読了。『ぼぎわんが、来る』『ずうのめ人形』に続くホラー作品。霊媒師である琴子さんの幼少期が描かれており彼女のファンとしては嬉しい限り。ほぼ一気読みしてしまい気づいたら午前3時半になっていて。どうするんだよ。眠れないよ(T^T) *92

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秋吉理香子さん著『ガラスの殺意』読了。高次脳機能障害なる記憶障害を持った主人公の女性が殺人犯として逮捕されて……。ひさしぶりに大興奮のミステリーだった。記憶障害と認知症についての描写がリアルで切ない。それにしても揺るぎない絶対的な愛ってあるんだな~(T^T) *89

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行成薫さん著『僕らだって扉くらい開けられる』読了。6つからなる連作短篇集。めっちゃ面白かった。各篇に異なる超能力を保持した人物が登場するのだが制約や限界があって役に立たないような力ばかり。最終話は全員が集結して仮面ライダー勢揃いみたいで格好良かった(*^^)v *88

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