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@Ta183_be195 この写本の細密画なんかはいい例で、弓兵が一様に騎士の装備っぽく描かれています
写本から当時の兵士達の装備を推測する事はめちゃくちゃ重要な作業で、写本の絵というものも価値の高いものなのですが、写本の絵には"誇張"が必ずありますので、注意が必要なのです
@Ta183_be195 例えばアジャンクールで戦った弓兵の何人かの記録では、軽量兜や皮の帽子、スプリントアーマーなどが言及されており、薔薇戦争時代の徴兵記録でも、装備の質はあまり変わりません
アジャンクールでフランス騎士達が惨敗したのは単に騎士が弱かったというより、イングランド王軍の戦術が上手かったから
大軍の展開がしにくい臼状の地形を戦場に選び、泥濘地と長弓でフランス騎士達の突撃威力を削ぎ、下馬騎士と抜刀した長弓兵で疲労困憊のフランス騎士達を襲った
農民がフィジカル面で恵まれている事は間違いないと思います
ですが騎士は過酷な戦闘訓練を積んだ「殺しの達人」であり、農民兵の装備を凌駕する甲冑を着込んでいます
中世の民衆反乱が正規軍(騎士)に尽く鎮圧されている例を鑑みれば、騎士と農民の間には前述したような差があったのかと思います https://t.co/8mstdOZsRj
「識別のために紋章が生まれた」というのはあるっちゃあるかもしれないけど、一番は個々人や一族のアイデンティティの形成じゃないかなと個人的には思ってる
中世前期~盛期の写本を見ても、柄のようなデザインはあっても紋章はおろか紋章すらない盾も描かれていて→ https://t.co/IQhNcStEHd