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贄の叫喚が子守唄。
皮を裂き、肉を削ぎ、
さぁ、次は何を貰おうか。
剥いだ爪を並べて飾る。
毟った髪は編んで縄に。
あぁ、でもオマエは、そのままにしよう。
その瞳の澱むのが見たい。
白皙の面に傷などつけぬ。
竜馬の血を浴びたオマエ。
オマエが狂い、泣き叫ぶのが見たい。
#わたしのおきにいり
そんなわけで今回は亜嶺須の名について。
ギリシャ神話のアレスからと思いきや、この名を選んだ経緯は相方にもはっきりしないようです。
漢字については亜=墓、嶺=巍々たる山、須=すべからくの意で「当然なすべきこととして、そびえる艱難にも怯まず父祖の霊を護った者」として、この字をあてました。
凱歌をあげよ高らかに。
剣を抜くからには敵を屠れ。
勝利の美酒に酔うも束の間。
明日には別の戦が待つ。
しばしの憩いを燭の辺に。
オマエを友と呼ぶには面映ゆい。
ただ旅路を共にしただけ。
さりとていまは杯を交わせ。
いずれたどる黄泉路にも。
その味が舌に残るように。
#わたしのおきにいり
これ見て傲嵐が「これ! これ!」と水無瀬にアピールしているが「貴様の場合は唇でなく口そのものだろう」と一刀両断されている。残念。 https://t.co/ArpCUh1EWb
これを避けるには、猫だまし的に一発で顎人が冷静になる一撃を一成がカマすか、本当に嫌だということを言葉と行動の両面ですみやかに知らせるしかない。
が、聴く耳もつほど余裕のある段階ならいいが、双方とも割と切羽詰まるまで我慢するタイプなので血を見ることも多いCPが顎人×一成。
ちなみに一成君。
顎人が相手の場合は対象がネコ科なので(何?)
本当に嫌だった場合、
「相手が与えられた攻撃の刺激で本気になる前に
振りほどいて安全圏まで離脱しなければならない」
というリミットが課せられますので、
ある意味、雷閃を相手にするより勝利条件が厳しい。
ちなみに本編では、
「相手の意思を無視して行為に及ぼうとする」雷閃に対抗して
「雷閃の意図を推し量ろうと考えを巡らせることで
結果として現在の雷閃の行動を無視する」
という荒技に及ぶ人物が現れます。
一成って名前の主人公なんですけどね。
結果、何が起こったかは本編をご覧いただきたい。
先の記事で「元の名」と表記しましたが。
本来、彼に個人名は存在せず、代々の神子を呼びならわした尊称があるばかりでした。
〈輝ける獣〉も、そのひとつ。
ほかは〈太陽の息子〉や〈羽ばたく蛇〉など。
彼の故国の主神は太陽神であり、いずれそれと同体になる=生け贄となるという観点からです。
作中で彼に主我の名を授けるのは翡晶。
〈世界樹の化身〉たる彼女は、ひと目で彼の来し方と行く末を見抜き、請われるままに相応しい名を贈ります。
ちなみに。
名を贈られる前の彼の主な自称は「シデリウス・フェーリス」
これは〈輝ける獣〉の意で、幾つかある元の名のひとつを羅訳したものです。
今回は主我の名について。
彼は神に生け贄として捧げられることが定められていた神子。その運命を超克して現在に至るという背景がありました。
自己を支配する超自我(世代を超えた共同体的要請)すら踏み越え、みずから自身の支配者たらんと望んだ男=「我の主たる者」という意味で、この名になりました