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管理室もまた先程の爆発で大きく揺れた
「う、くっ…」
衝撃を殺しきれず派手に転ぶルクレツァ、全身に鈍い痛みを襲う
「うぐ、ぐ…」
局長もまた転倒し、近くのデスクにもたれ掛かる
「地獄で仲間達に詫びてきやがれ❗」
男が再度銃を向ける
「こんの…死に損ないが❗」
二発の銃声が木霊する
倉庫の壁が一部爆発する
その爆発の勢いにラリーの乗るスピナティアは体勢を崩し背後のコンテナの山に突っ込む
「う、うわっ⁉️」
中にいるラリーにもその衝撃がダイレクトに加わる
破壊された壁の先、爆風と破片が収まった瞬間、から一機の角付きが現れる
「成る程、万全な状態であると言うことか…」
「そうです、ですから抵抗は無意味です」
ルクレツァはゆっくりと局長の元へ近付こうとする
「…局長、アンタにはケジメをつけて貰うと言ったな…それは俺の意思でもあり依頼主達の意思でもある」
「な、何だと⁉️」
次の瞬間、近くで派手な爆発が起きる
「俺の顔を知ってると言う事は、港湾施設にいた警備隊か?」
ルクレツァの反応を見て予測を立てる男に警戒を強める
「無駄な抵抗は止めなさい、そして局長を解放しなさい❗」
管理室の外側から強い揺れが起きる
ラリーの駆るスピナティオが外で武器を構えていた
『ジタバタ厳禁ですよ❗』
バイロン軍本部からの要請により部隊集結のた為ジークハルト少佐のいるフィラデルフィアへと向かったグレイソン
「少佐の隊以外にも色んな部隊がいるみたいだな」
バイロン軍が駐留する港湾施設区域を歩くグレイソン
「熱烈派の戦いでここに集結した部隊ですね」
オルガの見る先は精鋭達の姿だった https://t.co/ndbIzloTJl
「貴方は…EXM強盗の男⁉️」
ルクレツァが男の顔を見て驚く
その光景をモニター越しで共有する司令部
「テロリスト達の中に見当たらなかったと思ってましたが…ここにいましたか‼️」
トビアスが抱いていた予感は的中していた
とても最悪な形で
「そ、そんな…何故…⁉️」
何かに驚くミリアがいた
「っ❗ラリーさん、部屋に突入します‼️」
『え、あ、ルクレツァさん⁉️』
局長の危機を感じ強硬突入する
ルクレツァ
「そこまでです❗銃を捨てなさい‼️」
ライフルを構え銃を突きつける男に狙いを定める
「……覗き見とはな、良い趣味をしているなお嬢さん」
銃を構えた状態でルクレツァを見る
https://t.co/TVyBv5mz3y
グレイソンは、熱烈派が使用していた武装について思考を巡らせる
(『妖術師』とかいう奴が使ってたあの杖…どう見ても『科学』の類いじゃないわな…)
使われた攻撃の手段を思い出す
あまりにも【幻想的】な面が強い武器だった
(アレは一体何だったんだ…)
謎は深まる
熱烈派の撤退
各地で行われたバイロン同士による『内戦』、その一つであったグレイソン隊も戦いを終え一息ついていた
「……解りました」
通信を切るオルガ
「中佐、熱烈派の首魁を現地の部隊が確認したそうです」
「何処の部隊だ?」
「特務第三中隊、ジークハルト少佐の隊です」
「少佐の所か…」 https://t.co/WEUkbJhxNM
(❗入り口が開いてますね)
ルクレツァがゆっくりと管理室を覗く
中には二人の男がいる
一人は顔はよく見えない
もう一人は顔に皺が沢山ある老人、おそらくアレが局長だと確信する
「シラを切るつもりなら無駄だ…アンタが賄賂を貰ってた事も調べはついてる」
男の声には怒気が混じっていた