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いま、電子書籍にしたい、と依頼のあった本の原文を調べ直してる。出版してから10年以上たつと、科学的な知見が変わることがあるから、間違ったまま出したくないから。
いままで電子書籍にするための加筆修正で、いちばん気に入っているのは「東京SHADOW2013」かな。
僕の中では、シャーペンを発明した早川徳次さんも、任天堂でファミコンを開発された上村雅之さんも、シャープの人というイメージがある。
僕がTOSHIBAにいたころのシャープは、新進気鋭の企業で、みんな明るかった。
転生というのは、古代仏教の考え方で、13世紀までの日本では、転生というシステムを使った物語が、たくさん書かれました。
でも、14世紀に親鸞という仏教僧が登場し、転生などなくても人は浄土に行くことができると説きました。
総計12,000くらいの描写原稿を見ているので、コンサートの描写は上手い、という確かな感触があった。
コンサートに行ったことのある学生は少数で、多くは経験がないことを逆手にとって、初めてのコンサートの感動や、退屈さを書いていた。
それを上手いと感じるのは、感情が動くからだと思う。
(みんな、クラシックのピアノを聴きたい…)
27年間いろんな学校の小説科で教えていて、描写を教えるときは、食事、戦闘、崖を越える、猫、というようにテーマを決めて学生に書いてもらった。
800人くらいに描写を教えたと思うが、いちばん平均点が高かったテーマは「ピアノコンサート」だった。
ヒッタイトが鉄の武器で覇権を握ったのは、縦長の炉で1000度をこえる窯が作れたから、ともいわれる。
もっとも、燃焼温度の高い炉を作ると、大量の薪を使うため、森林破壊が起こる。地中海沿岸には、それが原因で砂漠化したところがあるのでは…と個人的に思っている。
ぼくは20代の頃、灯油やガスを使った暖房機を作っていた。
当時、●●新聞の執筆者から「暖房機の火がすぐ消える」というクレームを受け、呼びつけられた。
その暖房機の設置の仕方を見て「どんな優れたバーナーを作っても、排気管の設置が適切じゃないと、完全燃焼できないことがある」と反論した。
〈だれも書かなかったミステリーを考えたけど…〉
ガス給湯器の話では、燃焼効率が話題になったが、誰も書かなかったことがある。
「排気管が、横に長すぎると、燃焼効率が悪くなる」ということだ。
いまの給湯器で、排気管があるタイプは限られているけど…
こうした調査に「付箋」が不可欠だが、自分は太いのをハサミで切る癖がついている。
いつからか、はっきり憶えている。
1988年、池田憲章さんが、担当編集になったとき、彼はいつも付箋を切って使っていた。
SDGsなど、誰も考えなかった、あのバブルの真っ盛りに、である。
(自分は、映像の趣味が狭すぎるのか…)
3年前、子どもが独立して家を出るとき、『Netflix』のアカウントをプレゼントしてくれた。
ありがたく頂き、女房も僕もよく映画を見た、最初の年は平均したら1日2時間は見ていたと思う。でも、だんだん視聴時間が少なくなった。