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#警護事例 22
身辺警護と同時に
ご自宅の警備をご依頼いただく事が
あります。
これを私邸警備といいまして
需要の多い警備項目の一つです。
車をつかい張込むため
監視に適したポイントに
停車できるかが鍵になります。
また不審車両と誤解されやすいので
所轄警察への事前報告が欠かせません。
ボディガードは
依頼があれば誰でも警護するの?
とご質問がありました。
会社や人それぞれ事情がありますので
判断は個々によりますが
わたし個人としては
仕事は選ぶべきと考えてます。
しかし
映画やドラマで観るような
品性下劣な金持ちからの依頼
みたいなのは
現実にはほとんど聞きませんよ。
古い話ですが
1995年から2002年頃までの
6〜7年は
銀行や証券会社の役員様の警護を多くさせていただきました。
1997年の金融危機を挟んだ前後でも
依頼の数に変化がなかったので
「金」は有っても無くても
不安のタネなんだな〜
と変に実感したのを覚えています。
事例15
不仲な兄夫婦と
同じ敷地内の別棟で暮らしているが
嫌がらせがひどいので
フェンスの設置を決めた。
しかし兄は猛反対しており
工事の妨害を宣言している。
工事の妨害の防止と
報復にそなえて
2週間警護が常駐した。
やや身辺警護とは違いますが
親族間トラブルの相談も多くいただきます。
事例12
忖度ない報道姿勢で知られた
あるジャーナリストの身辺警護。
メディアでの
歯に絹きせぬ発言によって
匿名の殺害を予告を受けていた。
週2〜3回ある
TV・ラジオ局への出入りが
危険と判断し
ピンポイント警護を実施。
以前は気骨ある発言ゆえに
警護を必要とする方が
いらっしゃいました。
護身術は
自分の身が無事に済んでも
それで終わりではありません。
おそらく
そのとき目の前には
アナタがダメージを与えた相手がいます。
正当防衛の成立までには
身柄の拘留・取調べ・裁判
などの長い月日が待っています。
これらに見合う理由のとき以外
積極的に使うものではありません。
「外見上から不審者を識別する事は
困難であり
無理やり発見しようとすると
平均的な日本人とは
特徴が異なる人の中に
不審者を求めがちになる。
具体的には
外国人・ホームレス・知的障害者が
不審者マップに載ってしまう
恐れがある。」
【小宮信男著 なぜあの場所は犯罪を引き寄せるのか】より
多くの犯罪は下記の3段階を踏みます。
①獲物の物色
②獲物に接触
③現場からの逃走
犯罪者の獲物選びは消去法です。
最終的に選ばれるのは
一番簡単な相手です。
夜道で歩きスマホをしたり
家の前のゴミを放置したり
危険な近道を歩いて
わざわざハードルの低さを
アピールすることはありません。
万里の長城は
侵略を防ぐための防壁でした。
トランプが完成を急いだ国境の壁も
発想は同じです。
政治的な是非は趣旨とちがうので
ふれませんが
物理的な壁は
心理的にも有効な防衛手段であり
効果は歴史が証明してます。
簡単に越えられるような壁や門扉でも
無い場合と比べ
防犯効果があります。
犯罪をさける方法のひとつに
不審者の発見がありますが
これは至難のワザと言えます。
昔子ども防犯教室で
講師の心理学教授が
ある特定の方を不審者の例にしました。
しかし私の見解では
全く危険性のない障害者の方でした。
間違った不審者の認識は
無意味なばかりか
差別などの害悪を生みます。