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音響、オーボエ、ギター、作曲が趣味の雑誌編集者
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ナクソス島のアリアドネ。原点ともいえるのがベームとカラヤン。50年代末にはラインスドルフなどもありました。歌手の変遷も著しい歌劇。このあたり古い音源も発掘されそうな分野です。

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アンセルメ録音の代表的なもの。のちにデュトワにとってかわられますが、フランスもの、ロシアの近現代作品、バレエなど、その色彩的な音楽への感性は今も古びていません。

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ロ短調ミサ。シェルヘンやジュリーニといったモダン。古楽ではレオンハルト、ブリュッヘン。マタイの重量は聴き比べが苦しいものですが、深遠なミサの方はターンテーブルにのることも多いのです。

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ヴィヴァルディの海の嵐。タイトルは同じで関連はあるものの内容違いのヴァイオリン協奏曲とフルート協奏曲があります。フルート協奏曲には異稿があり、ランパルに連なる往年のスタイルのものから、古楽などとさまざま。

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新旧フィデリオ。最近は映像が中心なので、この救出劇のオラトリオ的なラストの迫真には、なかなか迫れません。ベームの来日公演や、バーンスタイン。指揮者牽引型の多くは今どこに?

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スヴェトラーノフのロシア音楽シリーズ。幾度も再編されました。その総量がすごい。音質には問題あるものもありますが、はじめて触れた音楽もありました。

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シェーンベルクのピアノ協奏曲。特殊な曲種のはずですが、興味を示すピアニストも多い。組み合わせもさまざまです。ギーレンのものはブレンデルのピアノ。室内交響曲2曲の組み合わせ。クラフト監修のグールドはモーツァルト。意表をつくものも目につきます。

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ブラームスのピアノ三重奏曲。表現に幅が出てくるのが第3番ですが、演奏頻度が高いのが第1番の改訂版。真作か疑問があるイ長調など、色々と楽しみを見出せる曲種です。

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サン=サーンスの交響曲第3番。通常の編成に加わるのはオルガンにピアノ。通俗名曲の系譜にあるかもしれませんが、清浄でノーブルな音楽も流れます。マルティノン、オーマンディほか、記憶に残るものが幾つも。

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熱情ソナタ。もちろんベートーヴェン自身の命名ではないのですが、これだけ浸透して内容と合致しているような気がするのも不思議です。登場時のリヒテルの印象や、往年のものまで個性的なものが並びます。

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