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ニールセン認知は交響曲から。ついでクラリネット協奏曲をはじめとした協奏曲などから広まっていきました。北欧ということでとりあげる人は限られますが、多くの作品に触れることができるようになりました。
リストの第1協奏曲。ピアノのヴィルトゥオジティが前面に出ている印象ですが、抒情的な要素も見逃せません。外面的だけでない演奏に接したときに見え方が変わる曲。
オーマンディとフィラデルフィアサウンド。色彩的な作品と期待にしっかりと応える制作でした。シリアスな方面では協奏曲共演や、シベリウス、バルトーク、ショスタコーヴィチといったものまで入ってくるもの。
ブリテンを驚かせたシンフォニア・ダ・レクイエムの録音。ショスタコーヴィチ、プロコフィエフといった時に狂暴な響きも聞かせてしまうのもプレヴィンらしいところです。作曲者としての歌劇大作「欲望という名の電車」。難しさを感じさせない伝道師。
アルルの女。ガーディナー、ミンコフスキなど劇伴の抜粋なども登場しています。これらは組曲との相性もよく、まだまだ新しい驚きを与えてくれるものです。クリュイタンスなど昔ながらのものから、名盤も続く分野。
73年のチューブラー・ベルズから2003年のリメイク、II,IIIをはじめとしたヴァリアンテ。録音の手法も異なり、新しいものをいれて増殖したものですが、感触もそれぞれ異なります。
現代作品から、シューベルトなどの諸作もヴィオラに引き寄せる。ヴィオラという楽器に新しい光をあてて、主役としてしまったバシュメット。自身、率いるアンサンブルで、編曲ものからも興味が引き出されます。
コルンゴルトの歌劇。R.シュトラウス、エレクトラ以後の肥大化した管弦楽やロマンは亡前の作品です。ヴィオランタは10代の作品。アメリカに渡っては映画音楽の量産に向かいますが、煌びやかな響きは歌劇からも聞こえてきます。