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「ハイ、かんぱーい」 (待って、その容器と中身では、私と釣り合わないんじゃないかしら?) 「人は他者を着ているものから推測しなければならない。それから着ているものを無視することを学ばなければならない」 (イギリスの歴史家トマス・カーライルね…) 「そういうこと」
「////!」 「//////!」 (アンツィオ高校は今、スパイ潜入の報告で上を下への大騒ぎです。 いったいなにが原因で発覚したのか皆目見当がつきませんが、こういう時こそ冷静沈着にまわりに溶け込むのが腕の見せ所であります)
「ときどき思うんだ。試合を終えて、こうしてライバルに膝を貸している時間に落ち着きを覚えてしまうのは、隊長としてどうなんだろうって」 (わたしは好敵手ではあっても、宿敵だったつもりはないよ)
「ローズヒップさんは、本当に紅茶を入れるのがうまくなりましたよね。 ただ、これはわたしの想像なんですが、ダージリン様やアッサム様はあんまり新奇なものはお好みでないかなと…」 (その点は心配御無用でございますわ! ですので、お茶っ葉には、新茶ではなく熟成茶葉を使っておりますもの!)
(わたしたちのチームは人数の多いのが強みだけど、それが弱点にもなりかねないよね。 だからいつでもみんな一丸となって目標にあたらなくちゃいけない。そこで合言葉は一し……) 「「「「「/////」」」」」 (一蓮托生は違うよ!)
(レオポンはしゃべらないって? とんでもない、とってもおしゃべりで、必要なことを聞き分けるのが難しいくらいだよ)
「///////」 (わかるよ。みほはどうやっても私にはなれないし、私だって同じことだもの。 お互いの身の丈にあった戦車道を見つける。それしかないんだよね)
(人生には帽子を脱ぐ瞬間が必ず訪れる。 でもそれを入り口にするか出口にするかは自分次第なんだよ)
(急いで走るくらいなら、もう少し余裕をもって準備をなさいとお小言をいただくこともありますわ。 けれども、わたくしは「速く」は専門でも「早く」は管轄外でございまして…)
(戦車を操縦するには車輌との一体感が不可欠だ。どの個所でもわが身同様に感じられないといけない。 とはいえ、機銃の砲身の上で昼寝をするのはまだちょっと早かったかな…)