//=time() ?>
【】
たくさん生きて。やっと、わたしのまま生きていいと分かった。少しずつ、ヒトにも触れられるようになった。素敵だねなんて、言われることも。それでも。誰かに好きになって欲しいなんて、怖くて。他人のいのちを喰らうには、未だ足りなくて。探しているの。あなたの人生を奪っていい、わたしを。
【】
生きているだけで。他の生きている誰かと おなじ になってしまう。それだけで、平々凡々なんだ。何にも知らないこころの中に、埋もれてしまったまま。世界は残酷なんだって、知ったようなふりをした。生きてイることが平凡だなんて。なんて幸せだろう。こころを吐きだしたのは、残酷なわたしだ。
【】
変わりたいって。願うのは簡単で。だけど、引きずったまま生きるのは苦しいね。ねえ、どうせなら。ナりたい姿に変わってしまえばいい。怖いのなら、イマのまま。誰かじゃない、じぶんが受け入れられる形にナればいい。"どこかの誰かに"だなんて、きっと、虚しくて。いつだって、じぶん なんだ。
【】
じぶんの全部を受け入れることだってできないのに。誰かの全部を受け入れるだなんて、きっとできないんだ。それでも側に居るそのヒトは。きっと、痛いのもミたくないのも甘いのも苦いのも全部。メを閉じずにイてくれる。ヒトリは空っぽで楽だけど。逃げずに生きてみようって、思ったりするんだ。
【】
わたしはきっと、我が儘で。誰かがくれた世界では満足ができなくて。ほんとうはヒカリも色も、十分に在るのに。息苦しくて、飛びだしてしまうんだ。気づいたときには真っ暗で、ヒトリぼっちの世界。だけれど、わたしで溢れたそこは居心地がよくて。いつか、誰かがなんて、また我が儘を吐くんだ。
【】
醜いところに触れられたくなくて。たくさんの壁や溝を拵えるのだけど。そんなモノ無かったみたいに、こちらへ歩み寄ってくる全部に、鋭利なこころを突き立ててしまうの。それもまるごと抱え込んで、隣にイるあなたは。ズタボロなのではないかと思う。なのに、まだ、触れている。臆病で、我儘だ。
【】
あのね、大丈夫だよ、わたしはあなたの味方だよ。は、イらないの。わたし側とか、そうじゃないとか、そんなの知らない。どんなに好きでも必ず異う感覚やオモイが生じるのに、いつだってわたし側だなんて、ペラペラすぎて、そんなの要らないわ。あなたはあなた側で、わたしはわたし。それでいい。
【】
わたしね、いっぱいで、溢れて、もうたくさんなんだ。じぶんが生きるだけで精一杯で。きっと、埋めようとしてくれる他人様を拒んでしまうの。そんなに寄るな、触れるな。わたしの人生を勝手に埋めるなって。だって。誰かと生きた世界が壊れてしまうなんて。そんなの、ヒトリより怖いじゃない。
【】
いつもじぶんのことばかりねって、言われたって、構わない。他人を憶測で語るより。嘲笑うより。がむしゃらに自分を語って生きてやる。その方が、ずっとずっと、かっこいいって、信じてる。一生向き合って、一生踠いて。笑って泣いて、生きてやるんだ。それが人間らしくても、そうじゃなくても。
【】
自然に生きることさえ難しい世界だけれど。望む姿は、在りたい姿は。きっと、ダメなんかじゃない。誰かの普通なんて、常識なんて、超えてやるんだ。そんなモノ、追いつけないくらいに遠くへいってやるんだ。いつか、ナりたかった わたし も、生まれたままの私も、誇れるように。生きてやるんだ。