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変わりたいって。願うのは簡単で。だけど、引きずったまま生きるのは苦しいね。ねえ、どうせなら。ナりたい姿に変わってしまえばいい。怖いのなら、イマのまま。誰かじゃない、じぶんが受け入れられる形にナればいい。"どこかの誰かに"だなんて、きっと、虚しくて。いつだって、じぶん なんだ。
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じぶんの全部を受け入れることだってできないのに。誰かの全部を受け入れるだなんて、きっとできないんだ。それでも側に居るそのヒトは。きっと、痛いのもミたくないのも甘いのも苦いのも全部。メを閉じずにイてくれる。ヒトリは空っぽで楽だけど。逃げずに生きてみようって、思ったりするんだ。
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わたしはきっと、我が儘で。誰かがくれた世界では満足ができなくて。ほんとうはヒカリも色も、十分に在るのに。息苦しくて、飛びだしてしまうんだ。気づいたときには真っ暗で、ヒトリぼっちの世界。だけれど、わたしで溢れたそこは居心地がよくて。いつか、誰かがなんて、また我が儘を吐くんだ。
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醜いところに触れられたくなくて。たくさんの壁や溝を拵えるのだけど。そんなモノ無かったみたいに、こちらへ歩み寄ってくる全部に、鋭利なこころを突き立ててしまうの。それもまるごと抱え込んで、隣にイるあなたは。ズタボロなのではないかと思う。なのに、まだ、触れている。臆病で、我儘だ。
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あのね、大丈夫だよ、わたしはあなたの味方だよ。は、イらないの。わたし側とか、そうじゃないとか、そんなの知らない。どんなに好きでも必ず異う感覚やオモイが生じるのに、いつだってわたし側だなんて、ペラペラすぎて、そんなの要らないわ。あなたはあなた側で、わたしはわたし。それでいい。
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わたしね、いっぱいで、溢れて、もうたくさんなんだ。じぶんが生きるだけで精一杯で。きっと、埋めようとしてくれる他人様を拒んでしまうの。そんなに寄るな、触れるな。わたしの人生を勝手に埋めるなって。だって。誰かと生きた世界が壊れてしまうなんて。そんなの、ヒトリより怖いじゃない。
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いつもじぶんのことばかりねって、言われたって、構わない。他人を憶測で語るより。嘲笑うより。がむしゃらに自分を語って生きてやる。その方が、ずっとずっと、かっこいいって、信じてる。一生向き合って、一生踠いて。笑って泣いて、生きてやるんだ。それが人間らしくても、そうじゃなくても。
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自然に生きることさえ難しい世界だけれど。望む姿は、在りたい姿は。きっと、ダメなんかじゃない。誰かの普通なんて、常識なんて、超えてやるんだ。そんなモノ、追いつけないくらいに遠くへいってやるんだ。いつか、ナりたかった わたし も、生まれたままの私も、誇れるように。生きてやるんだ。
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きょうは、幸せな日だったよって。伝えたいあなたがいて。聴いてくれるあなたが居て。一緒にしあわせをしてくれるあなたがイて。だから。きょうが、シアワセだった って、わかるんだ。ヒトリの日々に、あなたが居るから、特別な日になって。マイニチが、物語になるんだ。残るんだよ、こころに。
【1/6】
きょうは、わたしが生まれた日。齢を重ねたからって、わたしはわたしで。変わらず足掻いて這って、生きてゆくのだけれど。いのち は、確実に消費されていて。わたし で在れる世界の終わりが、こちらへやってくる。だからね、もっと。生きてやるんだって、思う日なんだ。はっぴーばーすでー。