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Lansium domesticum センダン科の熱帯性果樹。マレー半島を中心にフィリピン、タイなどで栽培される。果実は葡萄のように房になってなるが、ひとつひとつはジャガイモみたいな見た目。食感はブドウのようだが味は柑橘系。痛みが早いので日本ではあまり流通していないように思う。
Nephelium lappaceum ランブータン、ムクロジ科熱帯性常緑樹。マレー語で毛の生えたものを意味する名前の通り、柔らかい毛のような棘を果皮に持つ。中の果実は同じムクロジ科のレイシに似ている。味はレイシの苦味を除いたようなスッキリした甘み。
Psidium guajava グアバ、フトモモ科の熱帯性低木。蕃石榴の和名を持ち、室内で霜に気をつけて育てれば食用出来るほどの果実をつけるかとも可能。果実はビタミンA、B、Cなどを豊富に含みビタミンCはレモンの6倍。また葉を利用したお茶は糖の吸収を抑制するとも言う。
Fragaria vesca エゾヘビイチゴ、バラ科の常緑多年草。ヨーロッパ北部、北アメリカ原産。ワイルドストロベリーと呼ばれることの方が多いかも。16世紀に現在主流になっているオランダ苺の栽培が普及するまでは、こちらが主流だった。小粒だが酸味もあまりなく、生食やジャムなどに加工してもイケる。
Ziziphus jujuba ナツメ、クロウメモドキ科の落葉高木。夏に芽を出すということで夏芽。南ヨーロッパ原産、日本には奈良時代に既に渡来していたという。材は家具や仏具などの工芸品に、実は食用に利用され、果実と種は生薬として強壮作用や鎮静作用があるとされる。花は地味だが役立つ植物。
Lindera aggregata テンダイウヤク、中国の中南部を原産とするクスノキ科常緑低木。根が胃薬になると言われ、享保年間に輸入され、その後野生化、本州や九州の暖地に分布。胃薬になる根の肥大した部分が烏の形に見えたことから烏薬と呼ばれるようになったらしい。
Lilium speciosum カノコユリ、ユリ科の多年草。名前の由来は花弁にある鹿の子模様。また開花時期からタナバタユリ、ドヨウユリの名前も。九州、四国、台湾、中国江西省に自生。大正時代にはアメリカなどに観賞用植物として球根を輸出していたが、今では環境省のレッドリストに載るほど。
Liparis nervosa コクラン、茨城県以南の本州、四国、九州に自生する地味な地生ランの一種。黒蘭と言っても花は紫色。兎に角地味な蘭なので、観賞用としても園芸用としても余り評価されない。派手なお嬢様学校に入学してしまった、まだオシャレも化粧も知らない地方の女の子みたい。
Smilax glabra ドブクリョウまたはサンキライ、サルトリイバラ科の蔓性多年草。中国南部、台湾に自生。吹出物、肌荒れに効果があるという生薬、山帰来はこの植物の塊茎。昨今この植物の実を使ったリースがクリスマス飾りや正月飾りに使用されている。クリスマスはヒイラギの実、正月は南天だろ?
Ehretia acuminata チシャノキ、ムラサキ科の落葉高木。萵苣(チシャ)とはレタスやサラダ菜などのこと。若葉の味がレタスなどに似ているらしい。また葉や樹皮の様子が柿の木に似ていることからカキノキダマシなんて別名もある。高知県と福岡県には天然記念物に指定されるほどの巨木がある。