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Hypochaeris radicata ブタナ、キク科の多年草。ヨーロッパを原産地とする帰化植物。タンポポに似ているが、タンポポよりヒョロッとした見た目。ヨーロッパではハーブとして利用されるが、日本では芝生を枯らしてしまうなどと言われ害草扱いされることもある。若葉はサラダに根はハーブティーに。
Rosa rugosa ハマナス、バラ科の落葉低木。北海道から鳥取辺りまでの海岸砂地にした。果実はビタミンCを含み、ローズヒップの一つとして知られる。花は中国茶や生薬としても利用される。ハマナスと言っても茄子とはまったく関係なく、果実の形が梨に似ていることからハマ梨、ハマナスと鈍った。
Rubus idaeus ヨーロッパキイチゴ、バラ科キイチゴ属。ラズベリー、フランボワーズというと本来はこの種を指した。ギリシャ神話では、ゼウスの養母イーデーがこの実を摘もうとして指先を怪我し血を流したためにラズベリーの実は赤くなったという。4世紀には既に古代ローマで栽培されていたという。
Sesamum indicum ゴマ、紀元前3500年頃からインドに於いて栽培が始められたとされる植物。胡麻の実を天日干しする様子が胡麻の道のようだと「サセミ・ストリート」と呼ぶ。農薬や科学肥料に頼ることなく育つため、品種改良もそれ程されずに来ている。日本にも縄文時代に既に渡来していたとされる。
Punica granatum ザクロ、ミソハギ科の落葉小高木。世界各地で栽培されており、原産地が何処かもはっきりしないほど。日本には延長元年に中国から渡来したとされる。庭木としてもポピュラー。釈迦が子供食べる鬼神に食べさせたことから、ザクロは人肉の味なんて言う人がいるけどそんなことはない。
Cichorium intybus チコリー、キク科の多年草。和名は菊苦菜。サラダに入ったチコリーからこんな綺麗な青い花を思い浮かべることが出来るだろうか?サラダに入ったチコリーは肥培した株から出させた芽を遮光栽培したもの、花をつけることを禁じられた存在。だから僕らは花のことを忘れて貪るのか?
Cardamine hirsuta ミチタネツケバナ、アブラナ科の越年草。道端などで見かけるいわゆる雑草の一つ。原産地はヨーロッパだから日本には何らかの目的で持ち込まれた帰化植物。似た植物に日本在来種であるタネツケバナがあり別名 田辛子と呼ばれるように食用になるが、こちらのミチタネツケバナは?
Myosotis scorpioide ワスレナグサ、ドナウ川の川辺に咲くこの花を恋人のために摘もうとして流れに飲まれてしまった男が恋人に残した最期の言葉「僕を忘れないで」が花の名前になったとされる。英語でも、そのままforget-me-not。和名は植物学者川上滝弥によって勿忘草とされた。
Conium ドクニンジン、セリ科の多年草、有毒植物。葉の見た目から毒パセリと呼ばれることも。古代ギリシャの哲学者ソクラテスの毒殺に用いられたとされる。また鎮静剤や痙攣止めの薬草としても利用されるが、大量の服用は危険。帰化したドクニンジンを山ニンジンと誤食して中毒になった例もある。
Anguloa Uniflora アングロア・ユニフロラ、南米原産の蘭。アンデルセンの「おやゆび姫」はチューリップから生まれたけれど、この花からも小さな赤ちゃんたちの笑い声が聞こえそう。偶然だけども、アングロア属の蘭はチューリップ蘭とも呼ばれる。人の想像力は所詮自然を超えることは出来ない?