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rhododendron mucronulatum var. ciliatum ゲンカイツツジ、玄界灘を囲むように韓国と岡山以西の日本に分布するため玄海躑躅と呼ばれる。ツツジの中でも最も早い時期に開花する種類。早春の花姿も柔らかく美しいが秋の紅葉もまた色っぽくて良い。
Leucojum aestivum スノーフレーク、ヨーロッパ中南部原産ヒガンバナ科の球根草。和名はスズランスイセン。リコリン lycorine 、ガランタミン galanthamine 、タゼチン tazettine などのアルカロイド系の毒素を有する。葉がニラに似ているため誤食することがあり、吐気や頭痛などの症状が見られる。
Oenothera tetraptera ツキミソウ、名前の通り、夕方花を開き朝閉じる。咲き始めは白く朝には薄いピンク色に変わる。メキシコ原産で日本には観賞用植物として江戸時代に渡来。黄色い花を月見草と呼ぶ人もいるが、あちらは待宵草が本来の名前。同じアカバナ科マツヨイグサ属なので近縁種なのだけど。
Ensete ventricosum エンセーテ、バショウ科ショウガ目の多年生植物。6m近くまで成長し、エチオピア・バナナと呼ばれるようにバナナのような果実を実らせるが、果実は食用には向かない。茎と根茎にデンプンが多量に含まれ、エチオピア南部ではその部分を食用にする。その食料供給力は非常に高い。
Chris Thorogood 著 「Weird Plants 」https://t.co/S16phoda7p オックスフォード大学の植物学者クリス・ソローグッドの本。表紙からして、もはや植物とは思えないような奇妙奇天烈な生物。珍奇植物などと軽々しく呼ばないで、そこいらの園芸店では出逢えないような植物がいっぱい。
Angraecum sesquipedale アングレカム・セスキペダレ、マダガスカル・クリスマス・オーキッドともダーウィンの蘭とも呼ばれるアングレカム属の着生蘭。蜜は花の細く奥まった箇所にあるため、この花の媒介者は長い舌を持つに違いないとダーウィンが考え、その後写真の蛾が媒介者として見つかった。
Trapa natans var. japonica オニビシ、ヒシ科の浮葉植物。東アジアに広く分布し、果実の胚乳に澱粉を蓄えているので食用とされる。オニビシと呼ばれるように、この果実には4本の角のような棘がある。何処だかの忍者村では、この果実を乾燥させ忍者のマキビシと称して販売されているらしい。
Vaccinium ツツジ科スノキ属に含まれるブルーベリー、食用として栽培されるものは3系統、品種としては数百にも及ぶという。「眼に良い」と言われるブルーベリーだが、実証する科学的データには乏しい。人一倍目が良かった男がブルーベリージャムが好きだったいう話からきた都市伝説みたいなもの。
FLORA Inside the Secret World of Plants https://t.co/l3Jt6Jmfk5 植物世界の秘密の内側と副題を持つ英国キュー植物園で編集されたこの本。写真がまず綺麗。そして、どちらかと言えば珍奇な植物にフォーカスしたところがいい。温室はなくても本棚の中の珍奇植物園なんてのもいいと思う。
Trifolium pratense ムラサキツメクサ、レッド・クローバー アカツメクサの別名でも呼ばれる。ヨーロッパ 西アジア 北西アフリカ一帯を原産地とし、日本には牧草としてシロツメクサなどと一緒に明治以降に持ち込まれた。ハーブとしても利用され、女性の更年期症状を抑えるなどと言われる。