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「協調の動き」の典型的な動きは「協調的なうなずき」です。
相手に賛同したり協調したりする時にこの「協調的なうなずき」を行うと一層効果的になります。
もしもあなたの身近の人で、腕や頭や上半身を使って下から上に向かって力を抜く動きを繰り返す人がいましたら「協調の動き」の癖を持つ人です。その人は自分の意見を主張するよりも相手の意見に賛同したり協調したりすることが大切だと思っています。
①相手に説明したり案内したりする時②相手に目標を指し示す時③相手に問題点を指摘する時④相手を攻撃する時⑤プレゼンテーションを行う時。手や指を使った「一点注意の動き」が「ことば」よりもはるかに大きな力を発揮します。
「一点注意の動き」とは手や指を使って自分が向いている方向(内側)をはっきり指し示す動きのことです。この動きの癖を持つ人は何事も一つ一つ注意を集中することが大切だと感じます。
「解決するまで調べたりチェックしたりしてなかなか諦めない人」は手や身体を使って自分が向いている方向をはっきり指し示す動きをたくさん行う人で「一点注意の動き」を癖とする人です。
「一つのことに固執しないでサバサバと切り替えの早い人」は、手や身体を使って後ろに向かって素早く引く動きをたくさん行う「機敏の動き」を癖とする人なのです。
椅子に座って話をしている場合で、相手の話を断ち切りたい時や話の内容に興味がないことを伝えたい時は、黙って上半身を背もたれに向かってゆっくり下がるアクション(退避の動き)を何度か繰り返せばよい。
①名刺をゆっくり差し出す人は着実に行動するタイプ②勢いよく差し出す人は唐突に行動するタイプ③手渡すや否や手を素早く引く人は素早く行動するタイプ④なかなか差し出さない人は慎重過ぎて行動が遅いタイプ。動画はゆっくり差し出す人。
部下が①着実に行動するタイプ②唐突に行動するタイプ③素早く行動するタイプ④慎重過ぎて行動が遅くなるタイプ⑤できれば行動したくないタイプのいずれのタイプの部下であるかを見抜くことが重要。大抵の上司は部下を見抜けず不得意な行動を要求してはストレスを抱えている。動画は2のタイプの部下。
話をしている間も、手や身体を使って、前に向かって勢いよく進む動きを繰り返し行う人は「突進の動き」が癖の人なのです。自分自身が誰よりも速く行動するということに気付いていないために、相手や周囲の人は遅すぎると常に感じています。