不可視生物研究室 U人さんのプロフィール画像

不可視生物研究室 U人さんのイラストまとめ


未確認飛行物体や妖怪、UMAをはじめとする様々な「不可視生物」について、主に拓本技法によりその姿を捉え、研究考察を行っております。
BOOTHにて刊行書籍、及び報告書「鷲獅子」販売・配布中
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直近の出品予定:
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《地下生軟体怪物録》卑湿地ベコ
津軽加納にある卑湿地に現われたという。
土中に住む、長さ1.5m程もある巨大なナマコのような怪物で、腹には無数のコウガイビルが寄生する。
古くからこの地に雌雄二匹で住んでいるもので、これを殺すと祟りがあるという。

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《鬼骨図考》ナム・ノンの野人
ユーヴェルマンス「未知の動物を求めて」に記載。
ベトナムのラグライ族(モイ族)などに伝わる有尾の類人猿のような存在。
前腕の内側に鋭利な膜を持っており、これで藪を切り払って進む。
肘や膝を持たないため、手足を曲げることができないという。

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《スダマ類備忘録》蛇怪
「三州奇談」にある飛行物体。
山中に現われる、臭気を放つ霧のようなもので、中に三尺ほどの白光りする塊が見える。
背中に山刀を背負わずに山に入った者に襲い掛かり、蛇が獲物を飲み込むかのように消失させてしまう。

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《地下生軟体怪物録》キル・クプク
ベーリング海峡西岸に伝わるという怪物。
牙をハサミのように使って地底を掘り進むという。
偶然発見されたマンモスの遺骸がその正体と見なされている。

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《鬼骨図考》赤烏帽子
興柳寺「鬼骨図」拓本の内の一体。
大きく尖った鶏冠のような器官と、後足の巨大な鉤爪が特徴。
「赤烏帽子」という名称は、国内の妖怪に類似するものが存在しないことから、発見者がイギリスの妖精「レッドキャップ」に基づき命名したもの。

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《鬼骨図考》ツニート
イヌイットの間に伝わる、かれらの移住以前より極北地域に住んでいたという心優しい巨人。
後にやってきたかれらの祖先たちを見ると、目から血を流して逃げていったという。

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《スダマ類備忘録》大空のジャングル
1913年英国某所にて発見された、ジョイス=アームストロング氏によるものと思しき手記の断片に記された生物圏。
手記によれば、ジョイス氏は自家用機による高空調査の折、多様な未知の怪物が浮遊する「大空のジャングル」とでも呼ぶべき地帯に入り込んだという。

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《スダマ類備忘録》マンダラケ
一般的には、致死性の叫び声を発する人型の根を持つという伝説で有名な植物、マンドレイク(マンドラゴラ)のこと。
しかし水木しげる「妖怪世界編入門」においては、夜間空を浮遊し、人を襲って体を麻痺させる単眼の怪物という、変わった姿での紹介がなされている。

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《鬼骨図考》撞木娘(A・B)

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