城西太一郎さんのイラストまとめ

『２９歳独身は異世界で自由に生きた……かった』（第3巻）
想像以上にシリアスな世界観とそれに乗った路線が続いてましたけど、その合間合間にある、可愛いマールとタイシのイチャイチャがあれば全然問題ない。二人だけで話が進むのかと思ってましたが、次の巻ぐらいで新しいキャラが増えそう。

『ひなたと三笠』
テンション高いクラスメイトの八雲ひなたと、孤独を求めるぼっちな転校生の大塚三笠の物語。
ひなたの暑苦しいぶつかり方と、殻に籠ろうとする三笠、二人の感情のぶつかり合う攻防を紙面いっぱいにパワフルに描かれており、なかなか見応えがあり読んでいてとても心地良いです。

『あやしびと』
言ノ葉アヤが、妖怪がヒト型に変化した世界に迷い込んでしまったことから始まる物語。最初は妖怪ということでビビりまくってたアヤが、段々と仲良くなっていってゆるふわな日常モノに見させて衝撃的な内容を入れる、という巻全体の流れが綺麗にまとまっており上手いなって思いました。

『エンとゆかり』
冒険者酒屋で働くゆかりが、魔物に襲われていたところを記憶喪失の剣士であるエンに助けられたことから物語が始まります。ユルい作風の中にも、敵とのバトルや駆け引きなどの緊迫感のある描写が随所に入っており、ファンタジー世界特有のピリッとした雰囲気が漂っています。

『塩対応の佐藤さんが俺にだけ甘い@comic』
高嶺の花で誰に対しても塩対応な佐藤さんと、誰に対しても優しい押尾君の、もどかしい初恋を描いた作品。
両片想いで、思惑がズレまくってる二人にニヤてしまう。。対抗意識燃やす佐藤さんが可愛かったのと、押尾君がちゃんと配慮できるイケメンなのが良い。

『ドリーム・ライフ～夢の異世界生活～』
人生に疲れた中年技術者が、異世界の辺境領主の息子・ザックに転生したことから始まる物語。生活環境はともかく、良い人ばっかりなので話が大きく動くのは2巻以降ですかね？とにかく大人しいシャロンとヤバいヤンデレ感のあるメリッサとの今後が凄く気になる。

『ふたごわずらい』
双子の姉妹である「伊澄アコ」と「伊澄こまち」の、いびつな愛を描いた作品。アコの「変化」とこまちの「不変」を求めるという対立した感情と、アコの想い人である麻紀先生の思惑や、共通の親友キャラである雪ちゃんの立ち回り方など、キャラの動きが素晴らしく描写されています。

『放課後スイッチ』（第2巻）
相変わらずザンネンな女子高生ばかりな作品。ただ前巻から続いた吉岡と御門の話は読むとホロリと来ました。そして振り回してばっかりな御門ですら動揺してしまう、吉岡と佳乃子のやり取りが微笑ましいく、2巻最後の話も含めて二人の関係が大きく変わった感じがしますね。

『ようかい居酒屋　のんべれケ。』（第4巻）
ハイテンションギャグ妖怪飲み屋漫画の第4巻。やだこの作品、出てくるキャラ出てくるキャラ変態しかいない。テンション高めだけど物語の核心に迫りそうなところをほんのり見せるのは上手いなって思いました。あと解釈違いで大喧嘩してるひのが超可愛い。

『観音寺睡蓮の苦悩』
病的なまでに百合好きな観音寺睡蓮が、お気に入りである府中紫陽花と中目黒椿の二人（後に＋一名）の他愛もないやり取りを愛でて妄想する作品。読んでいてほっこりしているところを破壊してくれる、睡蓮の表情豊かなくせ毛と妙に納得してしまう言い回しが読んでいてクセになる。