城西太一郎さんのイラストまとめ

『#いただきますのまえとあと』
母親を忘れてしまった姉のみつばと、母親に残されてしまった弟のそうま、そして独身男性の甲斐の温かくて美味しい毎日を描いた作品。モブおじさんこと甲斐の存在が作品の中で凄く良い味出しており、個人的には甲斐が一番印象に残るキャラになっています。

『恋する（おとめ）の作り方』
コスメ大好き男子の御堂が、陰キャ幼馴染み男子の日浦を可愛くメイクしていくラブコメ作品。話が進むごとに可愛くなっていく日浦と、それを見て悶えまくる御堂がとても素敵。そう、コレは男子二人の純然たるラブコメ。
2か所だけカラーになってるとこがグッときますね。

『女装パンデミック』
事故で2年間眠っていたナナキが目覚めると世間で女装が大流行していた、という物語。コメディに全振りしてるかと思いきや、コンプレックスを埋める為の「女装」など、意外なほど「女装」に向き合ってドラマティックに描かれていたのが印象的。股間描写のこだわりも印象的。

『オレと邪神と魔法使いの女の子』
若き天才魔法使いのカリヤと、その教え子たちの愛と勇気と戦いの物語。
ユルくても一応「邪神を倒すぞ」的な話かと思ったら、斜め上の内容でした。
教師と邪神と女の子の、交わらない欲望が渦巻く漫画で、「愛と勇気と戦い」の解釈が酷くて（褒め言葉）とても良い。

『放課後スイッチ』
ちょっとヘンでちょっとザンネンな女子高生たちを描いた作品。
表紙の吉岡と転校生の御門がメインキャラかと思いましたが、クラスメイトを中心に色んなキャラにスポットを当てていく作品ですね。
ぶっ飛んだ考えをする早苗と普通の子の凛の科学部員の組み合わせが、特に好き。

『おひさまバーディ―』
女の子達がゴルフの魅力にはまっていく物語。
人に連れられて打ちっ放しをした程度ですが、打った感触が野球とかソフトとは全然違いましたね。
読んでいてユルく、しっかりとゴルフの魅力が伝わってきました。
世の中がもう少し落ち着いたらまた打ちっ放しにでも行こうかな。

『誰かいい人いませんか？』
大手出版社に勤めるお一人様の北条律がアプリで婚活を始めることから物語が始まります。
結婚に興味がないけど、周りが認めないから婚活を始めるってのはなかなか面白かったです。
あと性格が正反対の双子の妹の生き方を見て、モヤっとする気持ちはよくわかってしまう。

『ミノタウロスの想い人』
強いが心優しいミノタウロスのミノと冒険者のルヴィネの二人がすれ違う物語。
会話が通じない二人が、ミノが魔本と勘違いしている「口説き文句集」によってさらに勘違いしていく姿が非常に可愛らしい。
現状を適当に理解し過ぎるミノの友達の妖精もかなりいいキャラしてる。

『占い師の悩み事』
お姉さん（占い師）と、その占い師のことが好きな男子中学生の物語。
煩悩満載なはずの男子中学生だけど非常にピュアなので、いわゆるおねショタです。おねショタなの（強調）。
占い師もだけど必死な少年が超可愛い。
二人の仲を縮めようとやたらアシストする水晶玉も面白い。

『イケメン彼女とヒロインな俺!?』
タイトルの通りな作品。
なんの意識もなく手を握る彼女と、それにドギマギする主人公のシーンと、あとはベタだけど倉庫に二人っきりで閉じ込められる回も、全て良かった。
読んでいてこっちがメチャクチャ恥ずかしくなるけど、この優しい世界がとても愛おしい。