//=time() ?>
徳川慶喜は筋金入りの利己主義者で、何かを判断する時、常に自分を中心に考える。つまり大局観や自己犠牲の気持ちが欠如しており、天下国家という観点に立てない。その上ため小知恵を働かせた策動に終始し、目先の帳尻を合わせているうちに信望を失っていくという悪循環に陥ってしまった。
#敗者烈伝
イエスキリストがローマ帝国に迫害されて処刑されたにもかかわらず、キリスト教が広がっていったことから、四郎たちは自らが捨て石となっても、布教に貢献できればいいと思っていたのかもしれない。そう考える以外に、これほど勝算のない戦いはないからだ。
#敗者烈伝
豊臣家滅亡の原因は秀吉にあった。すなわち、家康と決着を付けておかなかったこと、秀次を自害に追い込んだこと、朝鮮出兵を断行したこと、この三点によって豊臣家の没落は見えていた。朝鮮出兵にかけた経費を家康討伐に使い、秀次に中継ぎを託していれば、秀頼の代では滅びなかったはずだ。
#敗者烈伝
10/5発売の『#敗者烈伝』文庫版のカバーが公開されました。「単行本と同じやないか」と突っ込まないで下さい。文庫版向けに、装丁さんが絵の大きさや字の配置を微妙に調整いただいております。それにしても茂本ヒデキチ氏の装画は素晴らしい!
石田三成は加藤清正ら武断派との妥協よりも正義を優先し、大局的見地から豊臣家全体の利益を考えなかった。統一政権としての豊臣家を後世に伝えていきたいなら、辞を低くして清正らに歩み寄っておくべきだった。秀吉死後の豊臣家を見据えられなかった時点で、三成は大政治家ではなかった。
#敗者烈伝
『#男たちの船出』ですが、木曜に日経書評に載って以来、加速度がついて売れ続けております。遂に本日、AMAZONで在庫切れとなりました。何日か待っていただくか、ほかのネット書店、ないしはお近くの書店様でお求め下さい。まことに申し訳ありません。でも買ってね!
https://t.co/CdI1PzTwIo
自分の作風というのが、今年出した三作品で確立できた。一昨年から続けている読書会でのフィードバックの成果だと思う。苦い話も受け入れて、どうインプルーヴしていくかを一緒に考えられる場こそ、作家にとって必要だと思う。
【拡散希望】本日(10/18)発売『#男たちの船出』! 塩飽の男たちが佐渡海峡の荒海に挑む。男たちの造った千石船は海に勝てるのか。初老の船大工は、イノベーションのジレンマを乗り越えられるのか。伊東潤が描く疾風怒濤の物語。これが小説だ!