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作家を生業としています。2023年6/3(土)から「#偉人・敗北からの教訓」というBS11の歴史番組で、レギュラー・コメンテイターを務めています。放送日は毎週土曜で変わりませんが、2024年の4月から放送開始が21時に変わります。新たなコーナーも始まり、これまで以上にパワーアップしていきますので、ご期待下さい。
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『#城をひとつ』文庫版の発売が4/23に決定。今回も大幅に改稿を施し、格段に読みやすいものになったと思います。自ら敵中に入り込み、信用を勝ち得て相手を思う通りに動かし、内部から崩壊させるという「入込」を専らとする大藤一族の活躍を描いた短編集です。現代にも通じる心理戦をお楽しみ下さい。

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5月発売の『#城をひとつ』文庫版ですが、副題を付けようとなり、「戦国北条奇略伝」と付けることになりました。『城をひとつ 戦国北条奇略伝』となります。カバーは下記の単行本から変更となります。大改稿を施しましたのでリーダビリティが格段に上がっています。お楽しみに!

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今年一年は「感謝」の言葉しかありません。多くの読者の方と触れ合うことができ、たいへんな励みになりました。すでに書き終わっているので、少し大きなことを言わせてもらうと、来年の四作品(『#茶聖』『#囚われの山』『#もっこすの城』『#北条五代』)で、自分が何者かを証明できると思っています。

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10/18の5:00時点で、『#敗者烈伝』AMAZON歴史時代小説ランキング11位へ躍進! 日本史全体では30位。10/17の日経夕刊の書評が効きました。
「歴史の敗将25人にスポットを当て、そこから生きた人物・歴史を見事に切り取ったエッセー集」縄田一男氏

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【拡散希望】『#敗者烈伝』文庫版は本日10/4に発売されます。25人の敗者と4人の勝者を取り上げ、それぞれの人物のたどった足跡を振り返りつつ、転機や勝負所はどこだったかを示し、そこから得られる教訓を考えていく本格評伝集です。人生のお供にするには最適の一冊!

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昨日はメルマガの配信日でした。今回のテーマは10/5発売の文庫版『#敗者烈伝』について。メルマガ読者さんたちの感想をお聞かせ下さい。

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城山で最後を迎えた時、西郷隆盛を投降させようという意見に猛反対した桐野利秋は、「潔く散華されてこそ西郷先生である」と言ったとされる。つまり西南戦争とは、「日本の西郷」ではなく「おいたちの西郷先生」としておきたい西郷与党のホモ・ソーシャルが高じた結果、起こった戦争なのだ。

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藤原頼長、石田三成、そして江藤に共通しているのは過度な厳格さだ。自分が正しいとなれば、一切の妥協をせずに相手を排撃する。妥協点や落としどころを探らず、100パーセントの勝ちを収めるまで徹底的に相手を追い詰める。こうした人格の行き着く先は常に破滅しかない。

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戊辰戦争における戦闘では、近代戦の教育を受けていない土方歳三の方が、大鳥圭介より顕著な実績を挙げた。大鳥は勝機を見る目や、撤退の決断がワンテンポ遅い気がする。経験と勘に頼る土方の方が、仏式用兵術の心得のある大鳥より結果を出した。センスはセオリーに勝る時もあるのだ。

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松平容保の失敗は、幕府の力を過信したこと、慶喜を信用しすぎたこと、保科正之の遺訓に縛られたことにあったと思う。気が進まない地位に就くことや困難な仕事を引き受けることは悲劇以外の何物でもない。普段から自分の力量を見極めておくことがいかに大切かを、彼は教えてくれている。

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