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連作浮世絵「江戸名所道化尽」の砂村せんき稲荷。
参詣者をみると股間のきょだいなモノをふたりがかりで担いでいる、いわゆる「おおぎんたま」だった。
なぜ疝気稲荷に…と思ったのだけど、疝気は下半身の病全般をいうものだったらしい。疝気≒癪くらいに考えてたけどけっこう違っていた。
本の万華鏡「成人の儀式」で紹介されていた「安津末風俗」の明治の宮参りの絵、おもしろい。
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おそらく富家のお嬢さんのお祝いなんだろうけど、使いと思しき男の子は風呂敷かついで手には千歳飴、お女中さんらしき奥の女性は洋傘を持っている。明治〜って感じがしてとてもいい
荼枳尼天(歓喜天フェイス)、四肢それぞれに童子?を従え、しかも有翼。もしもこれを堺のイエズス会士がみたらなんというか…とか考えてしまった。
荼枳尼天曼荼羅だそうですね。大黒天が先触れ的ポジションにいるのもおもしろい。
昭和10年代なかば、盧溝橋事件のあとに出版された絵本のオトタチバナはこういう感じで、構図は歴史的にもスタンダードなものだけど、タッチがリアルに寄せられる分悲壮感と「滅私奉公」の雰囲気がかなり強調されてくる。10年でのこの差。