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『やがて海へと届く』“よくあるお涙頂戴モノ”になっていない理由には、脚本や演出、演技に加えて音楽の力も大きい。ハミングやコーラスを織り混ぜた繊細にして優しく温かい旋律。小瀬村晶さんの実写パート、加藤久貴さんのアニメパートとも劇伴が映像にフィットしていて、即サントラ購入しましたよね。
『やがて海へと届く』震災にまつわる作品とは知らずに鑑賞したとはいえ、喪失と再生の物語として2人の視点で描かれる感情の機微が胸に迫る。忘れてはいけない記憶。風化させてはいけない出来事。1シーン1シーンに込められた彼女たちの想い。今年ベストにしてもいいくらい響きました。
『#映画オッドタクシー イン・ザ・ウッズ』テレビシリーズ総集編にして映画ならではの構成に仕立てた作品。総集編とはいえやはり最終話部分の衝撃たるや(案の定泣いた)。見どころは女子高生失踪事件の輪郭を浮かび上がらせる羅生門的な追加シーンと“その後”の顛末。エンドロール中&後まで必見です。
『#シャドウ・イン・クラウド』子どもの頃読んだ水木しげるの妖怪図鑑で戦時中の戦闘機乗りに目撃されたグレムリンの存在を知ったけど、まさか令和になって全力全開の実写映画でその姿を拝めるとは。前半の密室会話劇から後半の怒涛の展開まで緩急つけた見せ方がいい。今の時代にパンチの効いた快作!
『アイランド』、評価・興行とも失敗の烙印押されてるけどぼかぁ大好きです。むしろベイやんにはこのくらい抑えたノリで画面キレッキレなアクションを撮ってほしい。
『ゴーストバスターズ アフターライフ』2016年版の件があって素直に楽しめるか正直不安だったけど、最高の続編だった……。まさか泣かされるとは思わなかったよ……。ありがとうジェイソン・ライトマン。ありがとう全てのキャスト。80年代テイスト漂う雰囲気まで含めてめちゃくちゃ楽しめたよ!
『バイオハザード ウェルカム・トゥ・ラクーンシティ』ゲーム1〜3作目をやり込んだ記憶がありありと蘇るほど雰囲気満点でヨハネス・ロバーツ監督グッジョブ! よくぞここまで原点を意識しながら映像化したよ。前シリーズも良かったけどこちらの方が忠実で好き。ラスト・エスけーぷも映画化してほしい。
『ポプラン』主題が見えてからグイグイ引き込まれる面白さ! イチモツが家出して時速200kmで逃げ回る異色作にしてテーマは王道、ノスタルジーすら感じさせるクライマックスは気持ちいいくらいに泣いてしまった。ヘンテコな映画と敬遠せず、特に“語りすぎる邦画が苦手”な人にもぜひ観てほしい快作!
いやぁウン十年ぶりの『ブロブ』めちゃくちゃ楽しめました。バッタバッタぐっちゃぐっちゃ街の住民を退場させつつメリハリを効かせて物語に捻りもある。エンタメの教科書的作品じゃないですか。ブロブさんのグチャドロ感がたまらんし効果音フェチにはご褒美映画ですよ。ほんとSFXも素晴らしかった。
『プロミス 無極』ほんと何度観ても面白いなあ。チャン・イーモウばりに個性全押しな中華ファンタジーだけどアクションの見どころも多い。あとクラウス・バデルトの音楽もめちゃくちゃ良くて、パイレーツ・オブ・カリビアン1作目に並ぶバデルトの傑作盤だと思うんですよね。