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作画アニメを作り続けてきたワークフローに手を入れないといけないとの提言。3DCG演出に関する話題が多かったが過去作についての言及もあった。『夏色キセキ』(下田)と『ガールズ&パンツァー』(大洗)の対立を煽ろうとする人々への言葉が良かった。「違う水島だけど同じ水島なんだから仲良くしてよ。」
杉並マンガ・アニメ祭「アニメ監督術(水島精二の場合)」(聞き手:前田久)。デジタル(「D4DJ First Mix」)とアナログ(『フラ・フラダンス』)両種の作品を制作中の水島監督。コロナ禍でリモート作業が増えているが、早い段階から制作管理ツールをデジタル化しているところはうまく対応している。※続く
杉並マンガ・アニメ祭・トーク2(香川久、新垣重文)。『タイガーマスクW』のミスターXは世代交代していて、かつてはサーカス小屋の団長のようだったが、もう少し紳士的に見えるようにしたとのこと。『フレッシュプリキュア!』のキャラデザ話(それ以前のシリーズとの差別化)も合点がいった。
杉並マンガ・アニメ祭・トーク1(羽山淳一、新垣重文)。作画現場の話が面白い。『北斗の拳』、TV版ではラオウが歩く一歩のカットは3コマ作画で中7枚だったが、劇場版では枚数が使えるので、2コマ作画で中14枚になったとか。『ジョジョの奇妙な冒険』OVA版のキャラ表づくりの話も興味深かった。
『羅小黒戦記 ぼくが選ぶ未来』。傑作。影なしのシンプルなキャラクターが魅力的で、良く動く。美術もアジア的な味。ナーザ(ナージャ)っぽいキャラが出てきたなと思ったら本人だった。日本の作品でテイストが近いものは何だろう。『鬼太郎』『夏目友人帳』『AKIRA』『ドラゴンボール』、 ※続く
「関本郁夫監督と加藤雅也が春日太一と語る映画人放浪記」。前半は加藤さんが出演した『クレージーボーイズ』(1988)、『残侠』(1999)の裏話が中心。後半は東映時代から現在までの話題。TVの『柳生あばれ旅』『影の軍団』『金田一耕助シリーズ』なども。春日さんの補足(補強)がわかりやすかった。
TAAF『フリッツィ』。舞台は冷戦末期の東ドイツ。政治問題を扱いながらも頭でっかちになることなく、良質な生活アニメーションとなっている。主人公に銃を向けた国境警備隊員が、子どもだったのかと当惑する表情が良い。彼もまた血の通った人間なのである。自転車の車輪のCGがやけにリアル寄せだった。
『出没!アド街ック天国』桜新町回の録画を見ていたら、『サザエさん』三河屋の三郎(サブちゃん)は集団就職で上京してきた設定だと山田五郎が説明していた。三平さんならわかるけど。ちなみに三郎の初登場は1985年。
今 敏監督作品の『千年女優』と『東京ゴッドファーザーズ』が、2003年の「アカデミー長編アニメ映画賞」にエントリーしたが、ノミネートまでは行かず。票が割れたこともあるかもしれないが、前年の受賞が『千と千尋の神隠し』だったから、2年続けての日本作品は敬遠されたのかもしれないと妄想。
録画した『世界名作劇場・完結版 母をたずねて三千里』を観ているけど、再放送中の『未来少年コナン』や『赤毛のアン』に比べると画質の粗さが目立つ。動きが不自然に見えるのはフレーム・レート案件? それにしても日本アニメーションの3作品が同じ日に放送されたのはすごいことだ。