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『サキヨミ!』を読んだ。
第8回角川つばさ文庫小説賞金賞受賞作。
人の不幸な未来を見ることのできる二人が、運命を変えるために奔走する物語。
幼馴染、部活の仲間、そして”女装配信者”といった要素をめいっぱい詰め込んで、その上で破綻してないバランス感覚が凄い。
スムーズに二巻へ続くのも〇
『晴れた日は図書館へいこう 3』を読んだ。
前巻から7年越しの新作。
作中時間を現代に合わせたため、登場人物たちの前に突然Twitterや異世界転生モノが出てくるという不思議な事態に(これ、一巻出たのは18年前らしいですよ!)。
さらにこの二作。
実は小嶋氏には”陰”の側面もあり、それが如実に出たのがこちら。
『悲しい話は終わりにしよう』は作中に三人組が二組登場し、どちらも悲しい結末を辿ります。
『友情だねって感動してよ』は短編集ですが、なんと収録作の半分が三人組モノ。その内の一つがバチギスの三角関係という…
注目してほしいのは線。
手描き感とレトロ感を狙って、太さが均一でないカスレた表現になってるの。
これ自体は例えば『ミッキーマウス!』や『ダックテイルズ』でもやってるんだけど、さらに洗練された感じ。
日本では『Gのレコンギスタ』が試みていた手法ですね。
『おっちょこ魔女先生』を読んだ。
『銭天堂』の廣嶋玲子が書く新シリーズ。
特筆すべき点は何といっても、挿絵がひらいたかこ! 『ぼくはお城の王様だ』や『リトルバンパイア』のひらいたかこですよ!(『ちびっこ吸血鬼』ってタイトルの方が有名なのかな)
『ケーキ王子の名推理・5』を読んだ。
だからなんでこの作者は唐突に夢枕獏オマージュを入れてくるのか! 面白いからいいけど!
内容としては恋人編突入。ぎこちない距離が次第に縮まる様は微笑ましい。
今後の展望はエピローグでさらりと触れられてた通り、完結に向かっていく流れなのかな