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さらにこの二作。
実は小嶋氏には”陰”の側面もあり、それが如実に出たのがこちら。
『悲しい話は終わりにしよう』は作中に三人組が二組登場し、どちらも悲しい結末を辿ります。
『友情だねって感動してよ』は短編集ですが、なんと収録作の半分が三人組モノ。その内の一つがバチギスの三角関係という…
注目してほしいのは線。
手描き感とレトロ感を狙って、太さが均一でないカスレた表現になってるの。
これ自体は例えば『ミッキーマウス!』や『ダックテイルズ』でもやってるんだけど、さらに洗練された感じ。
日本では『Gのレコンギスタ』が試みていた手法ですね。
『おっちょこ魔女先生』を読んだ。
『銭天堂』の廣嶋玲子が書く新シリーズ。
特筆すべき点は何といっても、挿絵がひらいたかこ! 『ぼくはお城の王様だ』や『リトルバンパイア』のひらいたかこですよ!(『ちびっこ吸血鬼』ってタイトルの方が有名なのかな)
『ケーキ王子の名推理・5』を読んだ。
だからなんでこの作者は唐突に夢枕獏オマージュを入れてくるのか! 面白いからいいけど!
内容としては恋人編突入。ぎこちない距離が次第に縮まる様は微笑ましい。
今後の展望はエピローグでさらりと触れられてた通り、完結に向かっていく流れなのかな
『HIMAWARI』を読んだ。
正直、描写や物語も含めて、かなり古風な作品だなと感じた。まとめ方も大分ざっくりしていて、色々と語るべきことが残ったままという印象
『保健室のアン・ウニョン先生』を読んだ。
作者が「ただ快感のみのために書いた」というだけあって、作者の好きなシチュをひたすら連ねて書いたような印象がある。
とは言え基本は現代韓国文学なので、ラディカルさがまず先行する。その周りを、薄くポップの皮で包んだ、糖衣錠みたいな作品。
『日向丘中学校カウンセラー室』を読んだ。
スクールカウンセラーを軽い筆致で描いた小品。
童顔で好かれやすいカウンセラーの綾だが、優しさだけでなく、やはりそれなりにしたたかな面も持ち合わせてるのがよい。
ただ”物語”を恣意的に運用して生徒の関心を引く辺りは好みがわかれるかもしれない。