//=time() ?>
ストレンジャーシングスS4vol2を観た。
満足度は、1>2>4>3、の順かなぁ。
S4も悪くはないんだけど、露骨に次シーズンへの引きを残した敗北エンドなのと、案の定いじめ問題を解決しなかったのは(もはやそれどころではないとはいえ)不信感。
『てのひら怪談 こっちへおいで』を読んだ。
かつてポプラ社で出ていた怪談集の児童文庫版。
とは言え執筆陣は児文作家に留まらず、様々な分野のホラー作家が集結している。
あの澤村伊智が参加しているのも見所で、特に氏は「読んだ者に災いが訪れる」系の話を二本も書いていて、非常にたちが悪い!
『リメイク!』を読んだ。
題名には手芸の仕立て直しと、家庭や周囲との関係改善の意味が込められている。
固定観念への抵抗というテーマは独善的になる危険もあるところ、この作品はまず主人公自体が大きな視野狭窄に陥っており、そこから鮮やかに飛躍していく様が丁寧に語られていて好感度が高い。
『もう、子どもじゃない? はじめてのなやみ、はじめての恋』を読んだ。
恋愛小説を内包した性教育本。ストーリーを追うことで、過不足なく性にまつわるトピックを学べる。
基本的にはキラキラした物語なものの、恋愛には「どうしようもない事情」で成就しないこともある点を開陳する誠実さもある。
『スペシャルQトなぼくら』を読んだ。
偶然、女物の服を着た同級生を目撃したことで、自分にもそういう欲求があることを思い出したナオ。
…しかしこの物語は、セクシャリティに名がついて蒙が啓ける展開に留まらず、「自分は〇〇だから〇〇できない」という、名づけの枠に囚われる側面も描きます。
『ぼくたちのスープ運動』を読んだ。
ホームレスにスープを差し入れしたことで、少年の意志が広がっていく。
善行の連鎖の鍵となるのは、ユダヤ教の教え・ミツヴァー。作品自体も、伏線が積み重なり最後に爆発するタイプで(幕間の闘病記がまた心憎い)、エモさと達成感が同居するよいおとぎ話でした
『もうサイアクだ!』を読んだ。
題名がテーマの短編集。
なんとこの本、有沢佳映が参加しています!
社会見学の行きのバスで、喧嘩中の女子二人に挟まれた「ぼく」。その最悪の25分間を、こんなに軽快に面白くできるとは…
他に、弟の作品で受賞してしまった姉の苦悩を描いた、瀧羽麻子が印象深い。