//=time() ?>
「聖杯たちの騎士」観た。
空虚な騎士の物語に擬えた脚本家の満たされない日常。
映し出される抽象的で美しい映像と詩的な語り口が図らずもその虚無感を抱かせる。
調和、愛、絆、倦怠、喪失、愉楽、幻想、逃避、安寧、幸福。
10のカップに人生の機微を重ね、聖杯の騎士の逆位置が男の性を象徴する。
「劇場版メイドインアビス 深き魂の黎明」4DXで観た。
美しい世界の深淵に刺激される冒険心と探究心、理解の範疇外にある信念と理念。
家族としての回想が観客を絶望へと突き落とし、心を抉り取る度し難さ。
奈落の呪いの裏にある祝福、それは歪んだ倫理観の元に築かれる愛や絆なのかもしれない。
「A GHOST STORY ア・ゴースト・ストーリー」
生者と死者の絶妙な距離感。
淡々とした長回し、時間跳躍の対比。
独特な演出による"時間の概念"がドイツの哲学者ハイデガー『存在と時間』の観点から導き出される"死者から見た世界"を可視化し、現実と虚構の接点を見事に描き出す。
#1日1本オススメ映画
「消えた声が、その名を呼ぶ」
愛、死、悪に関する三部作の三作目。
アルメニア人虐殺を背景にオスマン帝国の侵攻で兵士として駆り出された男が生き別れた家族を探す旅に出る。
凄惨な戦争の傷跡、声だけでなく失われる信仰心と人間性。
悲劇的な物語に人の温かみが希望を与える。
#1日1本オススメ映画
この映画は社会風刺のメッセージが汲み取れる。
現代社会において芸能人のスキャンダルや政治家の不正、SNS炎上による叩きなど、悪に対して正義を振り翳す言葉の暴力が目立つ。
このように悪に対する正義への制裁に対する寛容性と苛立ちが今作の黒熊猫拉麺とヒロインの行動に繋がる二重の批判。
「スター・ウォーズ スカイウォーカーの夜明け」観た。
記憶と思い出、受け継がれる意志と希望。
保守的でありながら『最後のジェダイ』で過去6作からの脱却、"何者でもない光と闇の中立"そして"切り開いた新たな未来"を否定する結果は非常に残念。
しかし、この超大作の感動的な終結は嫌いではない。
「フライング・ジャット」観た。
インドで新たな英雄が誕生した!
高所恐怖症で低空飛行の心優しい覆面スーパーヒーロー。
子供向けでチープながら、非常に魅力的で笑わせてもらった。
善と悪を環境問題に擬えて訴え、アクションコメディの中に社会派メッセージを刻む。
#インディアンムービーウィーク
「地獄少女」観た。
アニメは一期のみ視聴。
『罪に溺れし業の魂 いっぺん、観てみる?』
強い怨みの情念が呼び寄せる"人を呪わば穴二つ"の絶望の円環と連鎖。
地獄流しや地獄絵を見せずして、何を見せるのか。
不要なラブシーンが多すぎる。
地獄演出は白石晃士監督と馴染むが、純度が足りない!
「マッキー」復活上映観た。
この世のカルマが"因"となり、次の世で"果"を結ぶとされる宿命。
意中の相手への恋心を胸にハエとして甦った主人公とプライドを傷つけられた富豪の復讐と復讐。
マイクロ世界で紡がれる愛と結託、心身ともに追い詰める執拗なハエの恐怖。
後世に語り継がれるハエ物語。