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日野日出志『悪魔の招待状』。『Mコレクション』の3巻目的単行本だけど重複アリ。Mコレクションは何処かで見たようなエピソードで埋められており、絵の力の無さ・似た話で塗り固められた焼き直し、とも見れるのですが、ことラスト前・ラストのエピソードに行き着くに到り、「日野日出志の集大成」に。
『開かずのマンガ』。4作ともイヤな感じを放つアンソロ、雑誌付録。オガツカヅオ「こえる」は初読時よく意味が分からず何度か再読してしまったが、読み返すとほんのりの怖さと強烈な不快感を残す。押切蓮介「かげろの日々」はコレで読まなくとも読めるけど、山崎峰水もあわせてイヤな輝きを見せる!
神田森莉『少女同盟』。「37564」よりも「美々子神サマになります‼︎」が強烈で、コッチの本が好き。ノリでUFOインター教団に入った中三の美々子は、一意専心・幹部に登り詰めたのち、悪しき教祖を誅して二代目となる。明記は無いけど、明らかにオウムを戯画化・ホラーへ変貌させている。
ヤッター!人間の盲腸と脳味噌を繋ぐ漫画と、人間の頭をお尻に突っ込む漫画だ!! 解脱!!!!
「突き詰めるとこーなる」って発想、こわい。
『怪奇 第2号』。口絵、飴屋晶貴の怪奇感、素晴らしき。また、工藤正樹「怪奇」の、きちんとホラーしてるのにこのオチ・構造は笑う。全体的に前号よりナンセンスな雰囲気があるけど、たか「コータ、おはようおやすみ」はマズイ。作者の精神状態が心配になる、ホラー漫画大傑作。たか先生、大丈夫…?
床屋ホラー、ってぇと「鱗のない魚」、網野成保『リアリティー』の夏目漱石『夢十夜』のコミカライズ、高塚Q「夢見る床屋」くらいがパッと思いつくところか。 日常の中に刃物がある職業は、なんか「違い」ますよね。 俺は『もじゃもじゃペーター』の仕立屋に指を切られるコンラートを推したい。