【陰陽師~平安妖奇譚/平安妖絵巻~】公式さんのイラストまとめ

白狐(びゃっこ)は人々に幸福をもたらす善き化け狐です。非常に有名であり、神社で祀られている狐のほとんどがこの白狐であると云われています。顔の広い陰陽師さんのことですから、色んな白狐とお知り合いではありませんか？　ひょっとすると、並々ならぬ幸福をその手で掴んでいるかも知れませんね。

至福白蛇(しふくはくじゃ)は白化した蛇の精です。白蛇は極めて珍しいため、弁財天の使いとして人々に富をもたらすとされており、縁起の良い動物として信仰の対象になっています。彼は冬眠はしませんが、寒いのは苦手ということなので、今頃は暖かい春の訪れを喜んでいるのではないでしょうか。

遠くの景色がぼやけて見える、春霞の多い季節にふさわしい式神といえば、ヱ霞(えがすみ)でしょうか。彼女は霞や雲を自由に操る式神です。時の推移や距離のある場所を暗示する能力を持っています。おとなしい性格ではあるのですが、時たま能力を悪用することがあるため、恐れられているようですね。

赤珊瑚(あかさんご)は珊瑚の化身です。海の世界の事情通である彼は、京の都で酒屋を営む善狐の文芽を敵視しています。細身の男性が好みなのだとか。……私も細身の男性ですね……？　本日はここまでといたしましょう。それでは！！

木陰の九頭龍姫(こかげのくずりゅうひめ) 梨が大好きな龍神・九頭龍姫が★9として登場です。毒龍神では無くなったものの、万巻上人なら困らせても良いと思っている彼女は、今日も退屈しのぎで色々な騒動を起こしては万巻上人を振り回しているようです。「やはり、梨は汁気の多いものが良いのう」

清美(きよみ)は二児の子を持つ母親です。旦那さんが他の女性と居なくなってしまい、女手一つで子供を養うために、雇われ兵士となったところ才能が開花しました。現在は旦那さんがいた頃よりも裕福な生活ができています。彼女が身に着けている金の腕飾りは自分へのご褒美のようですね。

水見連(みずみれん)は、裕福な家に生まれたものの、幼い頃に親に捨てられた少年です。絶望から川に身を投げたときに、赤い睡蓮の精に変化しました。生前の恨みからか、裕福そうな大人たちを襲い、金品を奪ったり水中へと引きずり込んだりしています。その中には地上に帰ってこない人もいるようですね。

春愁の万巻上人(しゅんしゅうのまんがんじょうじん)は、説法で九頭龍神を改心させた僧です。奔放な九頭龍姫にいつも振り回されており、今回も、突然消えた彼女を探すため遥々都を訪ねました。九頭龍姫が龍化する度に、破れた服を買い直し、周囲への修繕費を払っているらしく、懐事情が心配になります。

再醒の九頭龍神(さいせいのくずりゅうじん)　かつて生贄を求めて嵐を起こし、万巻上人に調伏された毒龍です。今は改心して、湖の守護神として民から崇められています。年に一度の祈祷の際にのみ姿を現すと云われていますが、今回の芦ノ湖の大雨騒動、この九頭龍神の仕業ではないかと噂されています。

【イベント予告】都でも桜が満開を迎えました！陰陽寮の皆さんも、休暇を活用して花見を楽しまれているようです。そんな賑やかな都に、陰陽師さんを訪ねる影が、ふたつ……。なにやら、波乱の幕開けを感じます。『東西桜雨絵巻～官位決定戦～』3/30(金)16:00～開催予定です！