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伊邪那美の消滅は、神なき時代の始まりを意味していました。人々は新たな時代を歩み始めます。たとえ道なき道が心細きものであったとしても、私達の後ろで、"誰か"が見守ってくれています。そう信じられるから、そして、この道の先に希望があると思えるから――くろこげは、歩みを止めませんでした。
虹蛇(にじへび)は龍の一種とも言われる虹色の蛇で、世界に江、川、湖を作る役割を担っております。伊邪那美に操られていた所を陰陽師さん達に助けられ、お礼として霊峰の頂上付近まで一行を乗せて行きました。
赤塔芭(せきとば)は人々の対立心を煽り、数々の大きな戦を引き起こした悪人です。美しい物を見せてくれれば道を通すと陰陽師さん達に告げましたが、その時至高の絵(ゐれぬの絵)を見せられ激怒します。しかし芸術の多様性を主張するペン太ごんに絵を押し付けられ、その苦しみで逃げて行きました。
最後の八雷神である土雷神(つちいかづちのかみ)。彼女は伊邪那美の命に従う事を喜びとしています。咲雷神だけが特別な命を授かった事を知った土雷神は彼に嫉妬します。最期に伊邪那美に会いたいと願いながらも消滅し、彼女の願いは叶いませんでしたが、咲雷神はその言葉を忘れませんでした。
陰陽師さんを助けるために、陰陽道の秘伝書・蟾魄霊暉集と共に伯道上人より遣わされた廻黎螺眼(めぐりまなこ)。幼い頃妖怪に片眼を奪われた彼女は、伯道上人によって目の代わりとして水晶を埋め込まれています。伊邪那美の一件が終わった後も陰陽寮に留まり、家事などを手伝っていたようですね。
八雷神最強の男、大雷神(おほいかづちのかみ)。黒虎毛の一に「頭の悪そうな男」と評された大雷神ですが、一度火が付くと周囲の物を破壊しつくすまで暴れ回ります。果敢に陰陽師さん達に挑んでいきますが敗れ、捨て台詞を残しながら消えて行きました。
かつて、クニを護る英雄であった悪毒王(あくどくおう)。力を得た代償として心体共に鬼となり、神によって伊予の地に封印されました。復活して大分経った後、鞍瀬烏から話を聞いた彼は、都を救うために黄泉に向かう陰陽師さんにかつての兄の志を見出し、陰陽師さんを救いに黄泉へと向かいます。