【陰陽師~平安妖奇譚/平安妖絵巻~】公式さんのイラストまとめ

役小角(えんおづの)は高名な呪術師で、「験力」という力を用い、未来を予知する事が出来ます。母である渡都岐比売の復活を予知した小角は、彼女を奪取するために駆け付けましたが、自分自身で予知した結末を覆すことが出来ませんでした。気難しい性格で、なかなか他人に心を開かないようです。

晩夏の候となりましたが、未だ真夏のような暑さの日が続きますね。本日は暑気を払う式神、風鈴霊(ふうりんれい)をご紹介致します。風鈴霊は火のない場所でも吹き硝子にて風鈴を作る能力を持ちます。彼女の作った風鈴の音は魔を退かせると共に、聞く人の心を落ち着かせ、夏の暑さを忘れさせます。

この季節ともなりますと、芙蓉の花を見かける事が増えて来ましたね。本日ご紹介致します芙蓉(ふーろん)は芙蓉の花が式神化したもので、日常的にお酒を好み、いつも頬がうっすら紅潮しています。普段は大人しい彼女ですが、お酒が回ると変貌し、世の男性を自分の虜にしてしまう『酔芙蓉』となります。

勝鬘(しょうまん)は三大名塔の一つ、勝鬘院が式神化したものです。彼は一度訪れた場所へ瞬時に移動できる能力を持っています。何かと便利ですね。同じく三大名塔が式神化した慈眼とは仲が良く、兄弟のような関係であるようです。

蠱々(ここ)は、何者かによって使役されている、巨大な鎌を振るう寡黙な少女です。感情の変化が皆無に等しく、見た目からは殆ど生気を感じ取る事が出来ません。細腕の少女とは思えぬ身体能力を持ちますが、普段はその素振りを見せず、穏やかに過ごしています。「お腹……すいた……」

亀三郎(かめさぶろう)は突然変異した亀の妖です。言葉を理解し話すことが出来ます。発達した筋肉を持ち、腕っぷしは強いのですが、どことなく頼り甲斐のない性格をしています。亀なので歩くのが遅く、妖力を用いて空を飛んだ方が速く移動できるようです。「正義の道を進みます！」

夏の空には花火が打ち上がりますね。本日は花火蛍(はなびほたる)をご紹介いたします。花火蛍は色とりどりの火花を散らす蛍の精で、夜道に迷った人を人里に導いたり、寂しい思いをしている人の前に現れ楽しませてくれたりします。花火が無い世でも、暗闇にはこうして色鮮やかな灯りが点っていました。

朧月夜(おぼろづきよ)は討伐ステージ376に登場し、厳しい特訓を乗り越えた陰陽師さんを迎えてくれた式神です。淑やかな見た目とは裏腹に、奔放な一面もあるようですよ。かの光源氏とは懇意な間柄との噂ですが、宮廷では“小説より奇なり”な人間模様が繰り広げられているのでしょうか……？

万歳楽(まんざいらく)は漁師と魚の取り合いをする海の妖怪です。喧嘩っ早く、彼の肌にはいつも生傷が絶えません。そのため一見悪そうに見えますが、漁師が船から落ちた時には助けたりするなど、意外と優しい面を持っています。

この女子力の高い妖怪は、乙女アマビエ(おとめあまびえ)と言います。アマビエとは海から現れ、豊作や疫病を予言する妖怪で、人魚に似ていますが嘴を持ち、上半身にも鱗があるのが特徴です。彼女の化粧は海水で取れてしまわないのでしょうか？