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ロンは主君である蒼姫の為に命を捧げた随身の少年です。元々は普通の人間でしたが、主君を人質に取られ交換条件として自分の体を贄に差し出したことで、徐々に人から妖へと変容しています。「俺の主君は蒼姫ただ一人。その他は殺せる」
七羅宋(しちらそう)は異国では『オーガ』と呼ばれる人喰いの鬼の一族に生まれながら、人を食べたことのない変わり者です。人並み外れた、いえ、妖の中でも並外れた力を持ち、またそれを強く自覚しているため他者と深く関わることを避けているそうです。「オーガだが人は喰わん。信じるかは別だがな」
本日は季節の花の式神をご紹介致しましょう。支子(くちなし)は純白の美しさを備えた支子の化身です。清楚で気品があり、上品な仕草は見るものを魅了します。また日本書紀にも登場しており、天武の治世のころ種子島よりこの植物が献上されたという記述があります。
本命殺神(ほんめいさつしん)はその年の本命星の位置する方位の神です。彼の居る方角へ向かうと何かしら不幸なことが起きると言われています。また、他者に干渉されることが嫌いなようですので、放っておくことをおすすめします。
暑い日が続きますね。本日は扇を持った涼しげな式神、雅団扇(みやびうちわ)をご紹介しましょう。彼は神聖な力を持ち儀礼の道具として用いられる団扇の式神です。その風は妖怪を蹴散らし、遥か彼方まで吹き飛ばしてしまうそうです。「飛ばされないよう、気をつけてね」
小右衛門火(こえもんび)は、川辺に現れる怪火が人に化けたものです。無数の小怪火を操り、その火球で爆発を起こすことも出来るそうですよ。普段は大人しいですが、住んでいる縄張りの川辺を汚されたり騒がしくされると怒りに燃える、やるときはやる妖です。「この子達も君と遊びたいそうだよ」
煤け提灯(すすけちょうちん)は湯灌の捨て場から生まれた怪火です。雨の夜、どこからともなく現れては消えていくことから、あの世に辿り着けない死者の魂とも云われています。「この提灯、雨でも消えないんですよ」
麗慍(れいよん)も市杵嶋姫率いる一座に所属する、舶来の楽器「がむらん」の化身です。長年収蔵されている間に精霊化し、市杵嶋姫に見出され、一座に加わった経緯があるそうですよ。「こう見えて俺、一座イチの古株なんだぜ」