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藤原実高(ふじわらのさねたか)は、河内国に屋敷を構える長者で「かづき姫」の父親です。彼は失踪した娘を探し続け、最後はかづき姫の母の墓前で再会しました。
忠腕(じょうわん)は、身元を隠している歌人です。その正体は、壬生忠岑の子である忠見で、父とともに三十六歌仙に数えられます。代表歌は「恋すてふ~」で有名なあの歌ですね。名前を変えたのは高名な歌人である父親と競べられるのを嫌ったため、と言われています。
窮螺洒落戌竣(ぐらしゃらぼらす)は七十二霊符と融合させ生み出された、戦う事に特化した悪魔式です。創造主である沙託相門の言葉を借りれば「自慢の完成体」の一人で、その強靱な肉体は刃物の侵入を許すことはありません。「ただ純粋にこの力でどれほどの物が破壊出来るのか確かめてみたい」
美涅(ゔぃね)は七十二霊符と融合させ生み出された悪魔式です。焉理碓の伝令役を務めています。戦うことが苦手らしく、未然の策として常に魔除けの『ポプリ』を持ち歩いているそうですよ。『ポプリ』とは、芳香薬の入った小さな壺のことです。…最近の私は横文字にも詳しいのですよ!
来る4月22日は二十四節気で小満(しょうまん)にあたります。草木が繁る、成長の季節ですね。式神の小満は、2016年4月「東西泡沫絵巻~官位決定戦~」のイベント報酬式神として登場しています。走り梅雨の雨が振るのは彼らの仕業だとか。「どーまんせーまん小満です!」
京野菜の精霊、京茗荷(きょうみょうが)。独特の良い香りを周りに放ち、人々を落ち着かせる力があります。綺麗な湧水を好むため、なかなか人里には現れませんが、稀に才能のある料理人の住まいに姿を見せることもあるそうです。
二十八宿の一つの南方朱雀の第四宿、不器用でおっちょこちょいな星宿(ほとほりぼし)。緊張から大失態をしでかしてしまうため、堅苦しい場が特に苦手だそうです。しかし今日は家で普通に本を運んでいる最中に、当たり前のようにひっくり返ってしまったようですね。
狐一族の大親分、狐姫(こひめ)ヤマホロシ。山の狐たちを従え、薙刀を振り回す勝気でおてんばな姫君ですが、本当は寂しがり屋で森の動物達と遊ぶのが大好きだそうです。「ええいヌシら!知らない人から貰ったものを食ってはならぬと教わらなんだか!うおおー!油揚げなんぞに負ける此方ではないぞ!」
空狐(くうこ)は、山に住む妖狐です。人助けにのみ術を行使する善き妖ですが、好物の食べ物の前では性格が豹変してしまうそうです。「ヤマホロシ様の御手前、理性をなくすわけには…ああ、お揚げ…」
モマは狐狸でもないのに狐姫ヤマホロシ達の一行に混じっている変わり者の獣です。可愛らしい見た目とは裏腹に鳴き声はけたたましく、その声を聞いた者は三日三晩寝込むと言われています。「油揚げが好きなのは狐だけじゃないのヨ!」