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姫菖蒲(ひめあやめ)は花の化生です。彼女は無口ですが純粋で好奇心旺盛な性格をしており、いつもいろんなものに興味津々です。最近のお気に入りは蝶だそうですよ。「…あなたのその羽根、ちょうちょみたいね」
去る5月5日は端午の節句でしたね。皆さんは菖蒲湯に入ったり柏餅を食べたりしましたか?さて、本日紹介する式神は菖蒲鬘(あやめかずら)です。彼は菖蒲で作った頭飾りの付喪神で、邪気を祓ったり病を治す力を持った頼れる存在です。
おなじみの妖狐が、絶佳の玉藻前(ぜっかのたまものまえ)として再登場です。人間に優しい彼女ですが、狐狸独特の悪戯心があり、時折可愛らしい悪戯をしかけてくるそうですよ。「あなたのお師匠様は、狐の子なんですってね。ふふふ、こうしてお話できるのも不思議なご縁ですね」
薬七草(くすりななくさ)は薬師の霊です。救えなかった命を悔やみ研究に没頭するうちに生を終えた過去を持ちます。彼女は今も妖として生き続け、農園を管理し新薬を研究しています。「救えなかった命はたくさんあるのに死してなお現世にとどまっている…でも、私だから出来ることがきっとあるはず…」
源頼光(みなもとのよりみつ)は武士団の棟梁です。土蜘蛛から受けた傷が深く、長い間床に伏せていましたが今は回復したようです。安倍晴明とご近所で、親交が深いそうですよ。また、妖刀・膝丸の本来の持ち主でもあります。「お前が噂の陰陽師か!会えて嬉しい、晴明からはよく聞いているぞ。」
鼓吹守(くすいのかみ)は軍楽器を司る鼓吹司の守り神です。普段は兵たちの訓練に参加し、太鼓を叩いて激励しているそうですよ。「おら、おめぇら!チンタラしてるとあっという間にあの世行きだぞ!?」
穿蒼(せんそう)は楚国の弓の名手の持つ矢、水破の化身です。気に入った者にのみ失った眼の力を授けるそうです。神眼の力を授けられたものは、数里離れた獲物を射貫く事ができると言われています。「ほう、もふもふが好きなのか。英雄、もふを好むという諺もあるくらいだ、いいじゃねえか!」
人間を喜ばせるため、雨雲を全て吹き飛ばした悪魔式・晴在(ばある)。天候を操ってなお有り余る力を持ち、宿守や蝦蟇姫たちを下級妖魔と一蹴する暴君も、どうやら人間の悲しむ顔にだけは弱いようです。「人間は雨が降ると憂鬱そうな顔をするじゃねぇか。俺っちはそういうのを見てるのが嫌なんだよ」
大蝦蟇たちの姫、蝦蟇姫(がまひめ)。大蝦蟇が誤って飲み込んだ人間を助けたり、宿守が人間に過ぎたいたずらをした時にたしなめたりと、蛙の妖怪のお目付け役と言った存在です。「今、人間も私達も困っているのです、お願いします、この天候を…」
尼天狗(あまてんぐ)は…お分かりになりますか?天狗ですよ。よくご覧くださいね。彼女は冷静沈着な陰陽師さんに胸をときめかせていますが、陰陽師さんには自慢の誘惑も通用しないようです。「あんたは一々一言余計なのよ豚河童!!やっぱり、あたしが悩殺するしかないってことね」