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大鉈(おおなた)は子供ながらに意気込みだけは一丁前で、扱えもしない大きな鉈を背負っています。彼が現世に出てしたかったこと…それは現世の鬼に豆をぶつける豆撒きでした。しかし、酒呑童子の息子・鬼童丸と出会ったことで、彼らの豆撒きは現世と地獄の大物達を巻き込んだものに発展してしまいます
鬼姫(きき)は、地獄の門から罪人達を各地獄へと連れて行く案内役を務める鬼です。自分の大きな角や黒い肌が嫌で劣等感を抱いていますが、綺麗な髪飾りに喜ぶなど、本当は可愛らしいものが好きな乙女です。「え、いいよ!きっと…あたしみたいな鬼には似合わないし…………うぅ…どう…かな…」
六波羅蜜(ろくはらみつ)は六波羅蜜寺が式神となったもので、波羅蜜とは悟りを開くこと、六波羅蜜とは仏の境涯に至るための六つの修行のことです。天真爛漫でおてんばな彼女は、実は六合の性格とも通ずるところがあるのかもしれませんね。
★8 神楽岡の山蔭 (かぐらおかのやまかげ) 生前、神が集いし岡と呼ばれる吉田山に吉田神社を創建した藤原山蔭(ふじわらのやまかげ)の霊です。吉田神社では今でも京洛の一大行事として節分祭が行われており、その時期になると仮初の姿で現れ、祭りを見物しているそうです。
★6 鉢弟猫 (はちていねこ) 怠け者でぐうたらな鯖兄猫(さばあにねこ)といつも一緒にいるハチワレ猫の妖怪です。鯖兄猫とひなたぼっことにぼしが大好きなしっかり者ですが、実のところ二匹が本当に兄弟なのかはわかりません。
★5 我箕迅(がみじん) 召喚者に知恵を授け、罪人の霊を使役することが出来ると言われている悪魔式です。天馬のような美しい姿に惑わされてはいけない…ということですね。
悲恋の鬼髪(ひれんのきはつ)は悲恋の苦しみと憎しみから髪が角のように伸びて鬼になった女性です。鬼にも人間にも成りきれない彼女は、自らの居場所を探していたそうです。
妖異平定記の報酬式神である十種神宝【品物之比礼】(とくさのかんだから・くさぐさのもののひれ)は、卑しき諸々の一切を祓い、穢れなく美しい物を呼び寄せる能力を持つ為、人々からお清めの妖と崇められています。「破廉恥な!邪なる手つきで私に触れるなんて…卑しき心ごと消し去ってくれる!」
北上熊啄木鳥(きたがみのくまげら)は、黒い翼と成人男性の倍はあろうかという巨躯、赤く燃えるような髪からクマゲラの異名で恐れられた盗賊です。現在は白神山音という女盗賊の下に身を寄せているそうです。「おれ達はお互いの強さを信用してる、山音は鬼殺しなんざに負けやしねぇよ」