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神度剣(かむどのつるぎ)は神を断つ怒りの剣です。持ち主の心に呼応して切れ味が増すと言われていますが、霊力の無い者が持つと剣に操られ、心が狂気に満たされてしまいます。「怒りの心にて、荒ぶる神を断つ!」
馬マジムン(うままじむん)は、馬の姿をした悪霊の一種です。棺桶を入れる龕(がん)が化けたものとも言われています。何よりも速さを求めて日々走り続けているようです。「ヒヒーン!ブルルッ!(訳:速さなら誰にも負けませんよ!」
吉凶姫(きっきょうひめ)は城南宮の守り神の一人です。元はとある神社の人柱の少女でしたが、強い魂を持っていたため、死後、陰陽道に基づいて行われていた方違えで重要な位置にある城南宮の守りとして呼び寄せられました。彼女は南の方角を守護する十二天将の朱雀とも面識があるそうですよ。
ぬくぬくの枕返しは寝苦しそうにしている人の枕をひっくり返して安眠をもたらす妖怪です。……枕をひっくり返されたら、私は起きますね。「ぬくぬく!ぬくぬく!枕をひっくり返してあなたもぬくぬく!」
二葉葵(ふたばあおい)は、上賀茂神社(賀茂別雷神社)のご神紋が式神化したものです。上賀茂神社が都の北側に位置するため、北方を司る十二天将の玄武と面識があるそうですよ。「雨でも降ってくれりゃいいんだが… 賀茂別雷様に頼んでみるか…?」
六孫王(りくそんおう)は皇家の血を引く武将にして、清和源氏の祖です。桜龍に一族の繁栄の願いを叶えてもらうため、人間の魂を捨て現在の姿になりました。彼の強く真っ直ぐな願いは、名だたる龍神たちの心を動かしました。「新たな時代の始まりだと?願ってもねぇ話だ、やってやろうじゃねぇか!」
桜龍(おうりゅう)は花の咲かぬ桜が花をつけた時に現れると言われる伝説の龍で、強き者の願いを叶えると言われています。「花咲かぬ桜など人の作ったお伽話にすぎぬ。花とは華…即ち時代の萌芽だ。六孫王、お前の魂に新たな時代の始まりを見た」
翠玉(すいぎょく)は宝石が式神となったものです。穏やかな性格で、幸せを呼び込む力を持ちます。誰にでも優しいため異性からの人気がありますが本人に他意はないそうです。「ふふ・・・実に愚かだ・・・」
開催中の東西逢魔絵巻にも登場する、逢魔一族の面々をご紹介します。「いってうら」は着物が化けた妖怪です。羽織が本体で、羽織単体で宙を舞っていることもあるそうです。さらには、この妖怪に憑依されると、体の自由が完全に奪われてしまうとか。「あの爺さんの命令だろ?歯向かっていいのかよ」
君手摩(きみてずり)は海と太陽を祀る、明るく軟派な神様です。2014年7月「大荒神戦~十二天将の夏~」では、彼がもたらした猛暑が原因で十二天将達の様子がおかしなことになってしまいました。「やぁそこのお嬢さん、せっかくの夏日なのに泣いていたらもったいないぜ」