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ペトさんのイラストまとめ


「その力強い歌声、あらがいがたい呪文に、わたしは知恵のまどろみから目ざめる。わたしの眠りを追い払ったのは、だれ?」 —— リヒャルト・ワーグナー『ジークフリート』より 高橋康也・高橋宣也 訳

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プレヴィンによるショスタコーヴィチの交響曲第10番。LSOとの82年の録音で、首席指揮者の座を離れた後も計画的に吹き込みは継続していたようだ。レーベルもオケも、何にか最新の技術を活かした仕事がしたくて、プレヴィンはそれを汲める人材だったのではと空想する。
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ペンデレツキの三回忌。ヴァイオリンとヴィオラのための二重協奏曲のアコーディオン版と、フルート協奏曲のソプラノ・サックス版。共にここでの奏者による編曲だが、作曲家自身も吹き込みに携わった言わばお墨付きの公式盤。2019年の録音。
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デーモン・アルバーンとマイケル・ナイマンは共に3/23がお誕生日で、歳の差はちょうどふたまわり。99年の映画『ラビナス』のサントラ盤で両者のコラボが実現していた(ナイマン曰く厳密には共作ではなく、デーモンが60%、ナイマンが残りを別々に書いたとか。タイミング的には『13』とほぼ同時期。

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グラスゴー発の元祖"kawaii"インディー・ポップ・バンド、bisのマンダ・リンのお誕生日。97年の1st。奇抜さもいい感じにこなれて聴こえるし、BF5みたいにビッグ・イン・ジャパンだったことが、我らの審美眼に狂いのないことの誇りのような、甘酸っぱいフレーズの応酬。
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カール・パーマーの72歳のお誕生日。EL&P結成前に参加していたアトミック・ルースターの70年の1st。鍵盤奏者のヴィンセント・クレインを中心としたトリオだが、パーマーはボーカル/ベース他のニック・グラハム共々本作のみで脱退、次作のメンバーは総入れ替えとなる。
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スヴャトスラフ・リヒテルの生まれた日。60年秋の米初上陸の際の『熱情』と『葬送』。殊に前者はギレリスの"リヒテルを聴くまで待ってください"発言の逸話の意味が判る。このソナタの展開が頭に入っていないと、突如炸裂するパワフルな打鍵に文字通り驚かされることに。
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鶴も去るのにあたしたちこのまんま


Hu Jundi - Story of a Girl and a Crane (2015)

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春怨のうちに後刻となりにけり


Edward Robert Hughes - The Valkyrie's Vigil (c.1915)

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マリア・ジョヴァンナ・フィオレンティーノのリコーダーによるアルカンジェロ・コレッリのソナタOp.5抄。"ラ・フォリア"も末尾にちゃんと収録されている。古風な響き。第10番あたりの平穏な感じも里山に春が来たみたいで何んとも好もしい。
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ユージン・オーマンディの『惑星』。75年録音。風格のテンポ設定でフィラデルフィア・サウンドを存分に響かせる。68年の復帰以降のRCA盤はCDでは広く流通していたが、サブスクでの復刻は遅れているのか、この他は余り見当たらなかった。
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