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三浦糀『アオのハコ』1〜3巻読了。憧れのあの人に恥じないように、そして何よりバドミントンが好きだから。インターハイを目指してひたむきに努力する大喜は、すごく応援したくなる主人公だった。同じく全国を目指す千夏と雛の二ヒロインが毎カットかわいく、ニヤニヤが止まらない。これからも楽しみ。
うさぎやすぽん『キミの青春、私のキスはいらないの?』読了。完璧を目指す光太郎と無意味を愛する日野。対照的な二人のボーイミーツガールでありながら、オタコンや霧山たち友人キャラからも目が離せない。終盤では光太郎の叫びが直球で胸に飛び込んできた。なんて青くて熱いのか。忘れがたい一冊だ。
古宮九時『Babel Ⅲ 鳥籠より出ずる妖姫』読了。オルティア姫に啖呵を切る雫は強く美しく見えた。一介の女子大生だった彼女の成長に心動かされる。まったく違う環境で育った同い年の二人の交流は終始興味深く、いつになく惹き込まれた。次ですべての秘密が明かされると思うと、胸の鼓動が止まらない。
昏式龍也『ここでは猫の言葉で話せ』読了。猫アレルギーなのに猫に触れないと死んでしまう殺人兵器・アーニャのもふもふバトルアクション。のほほんとした同級生の小花、綺麗なお姉さんの明良、小学生の旭姫、女の子の四者四様の猫との関わり方が愛らしい。小花の実家の猫カフェを訪れてみたくなった。
夕木春央『サーカスから来た執達吏』読了。時は大正。子爵令嬢が借金の担保になって取り立て屋の女の子と財宝の在り処を探す瀟洒な暗号ミステリ。鞠子の語り口もユリ子のとぼけた純真さもとびきりの不可能状況もすべてが楽しくて好きな作品がまた増えた喜びをかみしめた。屋根の上からの解決編は圧巻。
古宮九時『Babel II 魔法大国からの断罪』読了。エリクと共に旅を続ける雫は、元の世界へ戻る手がかりを得るべく魔法大国ファルサスへ向かう。雫が出会う事件は笑えるものも切ないものもあって、ワクワクした。終盤で明かされた”違い″は世界の謎の根幹に関わっていそうで、今後がいっそう楽しみだ。
赤坂アカ『かぐや様は告らせたい 24 ~天才たちの恋愛頭脳戦~』読了。ついに伊井野と石上の過去が詳しく描かれて興奮を隠せない。ふたりの確かな関係性は熱くて、幸せになってほしいなと思う。大仏との対話もよきかな。校長が会長に託した願いには図らずも泣きそうになってしまった。終わりが始まる。
古宮九時『Babel I 少女は言葉の旅に出る』読了。元の世界へ帰るための長い道程の先に彼女は何を見つけるのか? 雫は主人公としてとても身近に感じられた。文字に関する様々な見解が見られて興味深い。この世界の根底には何があるのか、最後まで追いかけて確かめたい。雫とエリクのバディが心地よい。
玩具堂『好きって言えない彼女じゃダメですか? 帆影さんはライトノベルを合理的に読みすぎる』読了。帆影がかわいい。学術的な見解を持ち出すときのきらきらした瞳も、自分では気づいていない好意を話すときの口ぶりも。いつも触れている本の違った見方を知られて楽しかった。帆影は本当にかわいい。
野村美月『幼なじみが妹だった景山北斗の、哀と愛。』読了。求めてはいけないと思うほど惹きつけられていく。春と北斗の狂おしく切ない想いに胸が締めつけられた。これまでずっと謎の美少女だった冴音子の心の内側を知ることができたのもうれしい。遥平とはなんだかんだうまくいくんじゃないだろうか。