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『甲鉄城のカバネリ 海門決戦』鑑賞。人間と不死の怪物の戦いを描いた荒木哲郎監督作品。テレビシリーズ第六話以前のエンタメ路線が見事に復活。全編が神作画とも言えるアクションシーンはもちろん、メインキャラクターのきめ細やかな表情が最高。ロメロのゾンビ映画を彷彿させるゴア描写にドン引き。
近所のレンタルショップに行ったら映画好きなご家族を発見。『チャンプ』を必死に探すお父さん、チャウ・シンチー愛を語り出すお母さん、『パプリカ』が観たいとねだる女の子。素敵な光景に思わずほっこりさせられたとはいえ、女の子は五歳くらいに見えた。あの若さで、今敏作品とはまさに映才教育。
『バースデー・ワンダーランド』の原作は柏葉幸子『地下室からのふしぎな旅』。同原作者の『霧のむこうのふしぎな町』は『千と千尋の神隠し』の原案でもある作品なので、大手を振ってジブリの安易なオマージュというかパクリができるはずなのに、ちゃんと原恵一の映画になっていて感心させられた。
『劇場版 響け!ユーフォニアム 誓いのフィナーレ』鑑賞。吹奏楽に青春をかける高校生を描いた石原立也監督作品。エグすぎる青春映画。「頑張るとは何か?」というテーマは社会人として胸に突き刺さる。過程主義や年功序列を重んじる日本社会にメスを入れるような台詞を女子高生の口から聞けるとは。
『のび太の月面探査記』における食べ物の描写には大満足。昨年のフレンチトーストは確かに美味しそうではあったけど、『大長編ドラえもん』の世界観とはかけ離れているように感じられた。
マイ・ポンコツ・インサイド・ヘッドは『グリーンブック』の入った言葉の引き出しを開けようとすると、他の作品まで飛び出してしまう。せめて食人族映画のタイトルとは言い間違えないように気をつけたい。
『劇場版 幼女戦記』は、大塚芳忠、玄田哲章、森川智之といった脇を固めるベテラン声優陣の重厚な演技がたまらない。洋画の日本語吹替を意識した台詞回しの面白さは『ブラック・ラグーン』に通じるものがある。思えば日本のサラリーマンがアクション映画のような世界に放り込まれる設定も似ている。