//=time() ?>
UCCA「郝量:潇湘八景」@北京798芸術区 中国現代美術の収蔵で知られるガイ・ユーレンス男爵の名を冠した尤倫斯当代芸術中心の展示。入口に牧谿を飾り瀟湘八景の継承を示す。実際の大作8点はむしろ絹本濃彩の青緑山水のよう。入場料30元 https://t.co/nm0JcdJ6XX
M画廊「和田賢一遺作展Ⅱ」@足利市 和田賢一中期の作、1999年《風月Ⅰ》182×91cmが右に、同サイズの《HYDROGEN 2000 V.W.》が左に並び、光の精霊が顕現したようでどきどきする。大判図録あり。ただし《風月Ⅰ》の色は実物のほうが圧倒的に美しい。26日(𡈽)まで。
三菱一号館美術館「拝啓 ルノワール先生」展 比べるとルノワールは極めて彫刻的で梅原龍三郎には立体を描こうとする意欲が驚くほどないのがよくわかる。ルノワール《バラ》と額装のハーモニー。ルノワールの手紙の筆跡に心温まる。図録表紙は凡庸なルノワール版が採用され梅原版は限定になったそう。
東京国立博物館「禅―心をかたちに―」展 禅宗美術最大規模の展示約300件(東博ではうち240件)。春の京博とは少し異なり、東京展のみのものがあるほか、絵画などアクリル板を挟みかなり近くではっきり見ることができる。見慣れた雪舟の秋冬山水図も、特に秋の構築性は中国人の作かと見直した。
新国立美術館「アカデミア美術館所蔵 ヴェネツィア・ルネサンスの巨匠たち」展 なんといってもティツィアーノ晩年1564年頃4m余りの大作《受胎告知》。この作は他の展示と異なりサン・サルヴァドール聖堂現役の壁画。夕暮れの暗く蠢く光に猛禽類の翼を広げて巨大な大天使が今舞い降りたよう。
泉屋博古館分館「数寄者 住友春翠―和の美を愉しむ」展 朱舜水の行書「漱芳」があった。これは元時代の鶴の子茶入れの銘として添えられているもの。他に黙庵布袋図、元信印の楼閣山水図対幅、長吉の観瀑図や若冲海棠目白図、寿山石白芙蓉対印など。
佐賀城周辺の副島種臣 蒸し暑い一日。歴史館のF氏は残念ながら不在。美術館のF氏から「蒼海探訪ー佐賀県内の碑と扁額」A4マップを頂く。さすが地元。堀の蓮がたけなわ。小橋を渡って向こう岸の兄枝吉種彰と弟種臣生誕地を訪ねる。今は石碑のみ。
森アーツセンターギャラリー「ポンペイの壁画展」 《詩人のタブロー画がある壁画断片》ポンペイ監督局蔵。ほんの数センチに描かれた葡萄の素晴らしい諧調。《踊るマイナス》ナポリ国立考古学博物館蔵と共に当時の水準を伝える。7月3日まで無休。
国立西洋美術館「描かれた夢解釈」展 「夢」という主題は黒白版画にとって格好のものなので小品とはいえ中身の濃い作が揃う。カロ《聖アントニウスの誘惑》と《七つの大罪》(図は嫉妬部分)、デューラー、レンブラント(図)など。6月12日まで。
センシティブな内容を含むツイートです。
表示するにはログインして設定を変更してください。