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映画ライター|『ラース・フォン・トリアー レトロスペクティブ2023』寄稿| 週刊プレイボーイNo.39(2024/9/9号)取材記事掲載| 「死ぬまでに観たい映画1001本」フルマラソン完走|世界遺産検定マイスター|映画批評VTuber|依頼・質問はchebunbun.movieblogger@Gメールまで!
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『THE FIRST SLAM DUNK』:人物の描き方に対して層を生み出しつつ、各人物の階層を上げたり下げたりすることで、突然、意識していなかった強大な敵の存在があらわになる場面がある。それはまさしく、バスケットボールのフェイントパスさながらの鮮やかさがあった。

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『THE FIRST SLAM DUNK』:群れに着目してほしい。選手の顔を映す。モブキャラはのっぺらぼうだが、フレデリック・ワイズマン映画さながら様々な顔を映す。最初はゲームばかりしている子どもが次第に熱狂していく過程を丁寧に捉える。ドラマは選手だけのものではない作劇に力強さがある。

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『THE FIRST SLAM DUNK』:『ひとりぼっちの青春』を思わせる程、電光掲示板で絶望を魅せるのが上手い。微妙に見えない電光掲示板の数字がスリルを際立たせるのだ。また、ボールの入るか入らないかサスペンスにアニメ的ハプニングをスパイスとして挟むことで試合の熱気が凄いことになっている。

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『THE FIRST SLAM DUNK』:画で死を語り、行間でゴールに球が入るか否かを語る、漫画がアニメになる躍動感を起爆剤としもつれこむ試合は、群の表情に層を持たせ、エッジの利いた静と動の波でミリシラな私の胸ぐら掴んで離さなかった。運動で語るアニメの爆誕に嬉しくなる。

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『MEN 同じ顔の男たち』:終盤の気持ち悪過ぎる展開や、謎の綿毛(?)描写に対して『ボディ・スナッチャーズ』を当てはめたら、なんとなく腑に落ちた。

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『MEN 同じ顔の男たち』:『ボディ・スナッチャーズ』の新しい解釈として、不完全な、未熟な男に罪意識を刷り込まれ、それが増幅する気持ち悪さを見出す意欲作。ホラー苦手な私としてはめちゃくちゃ怖くて涙目でしたが、このテーマであのオチは酷過ぎる気がする。辛い。

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週末、観に行けなかったので、
『MEN 同じ顔の男たち』
『THE FIRST SLAM DUNK』
を観に来ましたー

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1.ストリート・オブ・ファイヤー
2.パプリカ
3.ワイルド・スタイル
4.ジャネット
5.CLIMAX クライマックス
6.MOMMY/マミー
7.ジャズ大名
8.ドライヴ
9.ロングデイズ・ジャーニー この夜の涯てへ
10.ナイフ・プラス・ハート

ハッシュタグ作った。私のも即興で作った。

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『EO』:ロバ目線なのか、人間目線なのかよく分からない角度からの眼差し多数!そこに映し出されるのが、謎映像だったりして、これが独特な面白さを醸し出す。映画館推奨型、体験型映画かも知れません。

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『EO』:スコリモフスキ大暴走映画で楽しかった。ロバ修羅場映画なのだが、割とロバの周囲の人物に修羅場が与えられていく。「不幸中の幸い」宙吊り状態を持続させ、運命へと導く疾走感が面白い作品。割とギャグパートが多く、不意打ちの楽しさに満ち溢れていた。

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