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『味噌汁でカンパイ!(8)』読んだ。父子家庭に暮らすしっかり者の少年とその幼馴染の少女を描く味噌汁ラブコメディ。中学生男女の初々しい恋愛模様は甘酸っぱいが少々スローでもどかしくもある。味噌汁ネタはあの手この手で8巻になってもまだバリエーション豊かで感心させられる。
『春のムショク(4)(完)』読んだ。自分の人生に思い悩む無職青年と彼にアタックする不思議な少女が主人公のSFラブストーリー。時空を飛び越えた壮大な恋愛劇はまるっとハッピーエンド。コミカルな掛け合いや温かい絵柄、煩雑な要素を丸め込む構成力など魅力溢れる作品でした。オススメ。
『サイコスタッフ』読んだ。凄まじい超能力を持つがその力をあえて使わない少年と彼の力に目をつけた宇宙人の少女を主人公にしたファンタジー。天才を描くというありふれたテーマが水上悟志先生らしいストーリーとキャラクタにアレンジされており興味深い。単巻簡潔でシンプルなのも良い。
『夜と海(2)』読んだ。孤高の美少女と気ままな同級生女子、学校のプールで出会った二人の奇妙な関係を描いた作品。イメージがコマを飛び出す自由な画面の使い方が美しくって眺めるだけでも楽しい。主人公二人の独特の距離感とその変化もなかなか見ないパターンで興味深い。オススメ。
『猫で人魚を釣る話(3)(完)』読んだ。不愛想な医師とその患者である難病の女性との猫を通した交流を描いた恋愛物語の完結巻。特徴的な絵柄とコマ割りで作り出されるコミカルな画面で描かれてきた二人の関係はこれ以上ない形でのハッピーエンド。巻末収録の2短編も作家性が色濃く出ており面白い。
『塩田先生と雨井ちゃん(3)』読んだ。ずぼらな男性教員と秘密の交際をすることになった女子高生の一途な恋の日々を描いたラブコメディ。プラトニックな恋愛劇に対して素朴で往年の少女漫画っぽい絵柄がマッチしている。コメディ描写もオーソドックスなようでちょっと外してくる雰囲気楽しい。
『ワンナイトモーニング』読んだ。朝ごはんが絡むちょっと色っぽい男女の恋愛エピソードが8編収録された短編集。各話の登場人物達がそれぞれ違った個性で魅力的。キャラクタデザインの良さも合わさって大変可愛らしい。連作になっている三編とラストのエピソードが特にお気に入り。オススメ。
『それでも歩は寄せてくる(1)』読んだ。先輩女子とその娘に将棋で勝ったら告白しようと胸に秘める後輩男子を描くラブコメ。『高木さん』とは異なる関係性のカップルで、特に男性側が攻めに転じているのが新鮮。二人舞台の関係性ラブコメというジャンル描かせると山本先生強いなぁ。オススメ。
『SPY×FAMILY(1)』読んだ。スパイの父と殺し屋の母と超能力者の娘、お互いの正体を秘密にしながら協力して娘の名門学園入学を目指す擬似家族コメディ。微妙にすれ違う掛け合いの滑稽さやその中で3人の関係が深まっていく描写が素晴らしい。作画クオリティの高次元。オススメ。