さつまさんのイラストまとめ

『咲宮センパイの弓日(1)』読んだ。食い意地張ってて天然だけど裏で殺し屋のバイトに勤しむ弓道少女を主人公にした物語。主人公のキャラクタがユニークでそれを盛り立てる周りの人々との掛け合いも楽しい。コメディ場面の気の抜けた雰囲気と殺し屋シーンの緊張感のギャップも良い。

『天地創造デザイン部(4)』読んだ。亀やフクロウなど、特徴的な生き物をデザインする天使達を描く生物コメディ。生物の体の構造一つ一つに意味があることを順序だてて説明してくれているため頭に入ってきやすく、知的好奇心をくすぐられる。コメディのノリも軽やかで読みやすい。オススメ。

『五等分の花嫁(10)』読んだ。バラバラな個性の五つ子姉妹と彼女らの家庭教師を務める同級生男子を描いたラブコメディ。ラブコメとしての破壊力も引き続き凄まじいが、伏線を魅せる演出や短中期と長期的なストーリーの使い分けなど、ラブコメの枠に収まらない多様な魅力に溢れる。すごくオススメ。

『かげきしょうじょ！！(7)』読んだ。女性だけで構成された名門歌劇団の養成機関である音楽学校を舞台にした物語。杉本へのフォローや文化祭本番でのトラブルなど今巻も見どころ多いが、巻末スピンオフの聖が全て持って行った。当たりの強い先輩キャラとして完璧な立ち回り。すごくオススメ。

『かげきしょうじょ！！(3)』読んだ。女性だけで構成された名門歌劇団の養成機関である音楽学校を舞台にした物語。若者らしい未成熟な弱みも含めて各人を丁寧に描く素晴らしいキャラクタ描写力。今巻から巻末に収録されているスピンオフエピソードもその流れに拍車をかける。すごくオススメ。

『かげきしょうじょ！！(2)』読んだ。女性だけで構成された名門歌劇団の養成機関である音楽学校を舞台にした物語。今巻の多くのページが割かれた過去編、素晴らしいクオリティ。呪いの言葉の舞台裏や親族関係のエピソードを通して主人公のキャラクタとしての厚みが増した。すごくオススメ。

『かげきしょうじょ！！(1)』読んだ。女性だけで構成された名門歌劇団の養成機関である音楽学校を舞台にした物語。主人公を筆頭にキャラクタ個性の作り込みが深く、それを活かし魅せるエピソードの配置も的確。メリハリの効いたコマ割りを駆使する画面表現もテンポ良くて読みやすい。オススメ。

『かげきしょうじょ！！　シーズンゼロ　下巻』読んだ。女性だけで構成された名門歌劇団の養成機関である音楽学校を舞台にした物語。キャラクタ関係が徐々に構築されていく物語が個人的に大好きで、今回の愛とさらさのエピソードは順序立てた丁寧な構成で大変良かった。すごくオススメ。

『かげきしょうじょ！！　シーズンゼロ　上巻』読んだ。女性だけで構成された名門歌劇団の養成機関である音楽学校を舞台にした物語。主要キャラクタ達の個性を裏付けるエピソードがしっかり練り込まれており、各人の芯がぶれず懐が深い。ワチャワチャ感のある掛け合いの雰囲気も好み。オススメ。

『夢中さ、きみに。』読んだ。ツイッターで話題となった『うしろの二階堂』を含む作者のデビュー短編集。奇天烈だけど周りを魅了する林と二階堂というメイン二人が大変魅力的。レトロな雰囲気の画風とモノローグを多用する独特の画面テンポもユニークで他では味わえない読み味。すごくオススメ。